イージス艦の衝突の原因何故発表できないのか。
素人の判断は危険かもしれないけれど、これだけの高性能レーダーを備えた艦船はほかに無いくらいのようです。
すると、漁船の動向は、かなり遠くから捉えているはずです。衝突を避ける準備の時間は十分にあったはずです。12分とか10分とかという問題じゃないでしょう。
レーダーをとめて、目視だけで、自動操縦をしていたのでしょうか。レーダーならかなり早くに捕らえているのですから、当然、警戒態勢に入っていていいわけです。それをしなかったということは、レーダーが作動していなかったか、漁船の方が、早くに大きな船を見つけてよけるだろうと高をくくっていたかでしよう。
目視も、きちんとなされ、対応していれば、衝突回避の対応が出来たはずです。
イージス艦の乗組員の判断の甘さがあつた事は否めない。平時だからそんなに緊張している必要は無いということかもしれないけれど、遊覧船でない、軍艦なのだ。軍艦が行動しているときは、いつでも戦闘態勢で無ければならない。
こんな場合の衝突回避行動だって、いい訓練の一つになる筈だ。
これは、この艦だけの問題でなく、自衛隊の規律の緩みとして、批判の対象となるでしょう。
国を守るはずの高性能軍艦が、漁船を破壊し、乗員二人の命を、ほんの少し注意していたら何ぼでも回避できた事故で奪った責任は重い。