アメリカでのサブプライム問題から世界中に不況の嵐が吹き続けている。
日本は、あのバブルを克服し、各企業はバブルの再来のようなことに対処する手当てをしていたようだったから、今回のアメリカでバブル崩壊でも、日本は揺らぐことがないのだろうと思っていたら、全く間違いだった。
経済とか政治とかには何の知識もないし、自分ひとりに限れば、これからの生活そのものに決定的な影響も無いようだし、人事のように思っていた。
いまや、輸出産業は総て大変なことになっている。世界的な株価の大暴落で、不況スパイラルが加速している。自動車を先頭に、鉄鋼、電器皆売れなくなっている。こんな円高じゃ売れないのが当然でしょう。
今、年末を迎えて、企業でのリストラの嵐が又吹き始めている。就職内定まで取り消されている。年の瀬を悲しみの中で迎える人も多いのだと思うとやりきれなくなる。それにつけても、こんなときこそ政府がしっかりして、この状況に毅然とした対応をしてくれればいいのに、さっぱりリーダーシップが見えてこない。
グローバルな状況だからこそ、この難局に日本がしっかり対応している姿を世界に示してほしい。特別給付金なんていう、小手先のことで済むものでない。それだって、あのようにのろしを上げたのなら、一刻も早い給付が必要だろう、いまやその給付すら何時になるのかわからない有様だ。
捩れ国会の厳しさはあっても、この大変な状況にすばやく果断に対応する政府の姿勢が無いということは情けない。自民党の末期症状でしょうか。
郵政の見直し論だとか、まだ道路族の足引張りとか、そんなことじゃないだろうといいたい。結局総理のリーダーシッブの欠如だと思う。石原知事を総理大臣にしてみたらどうだろう。