昨日、興部町が町民に給付金1万円を、1000円券10枚の形で給付したことが、テレビで報道されていた。この給付金は、町内でしか使用できないのだから、頂いた方たちは勿論、町内の商店も年末に掛けて有難いことだったと思う。
それにつけても、麻生総理の給付金提案はなんだったの。あの提案のあったときいろいろな意見は有ったけれど、この逼迫した経済状況であるだけに、嬉しく思い、更に、それは年内に給付されるものと思った人は多いと思う。
それが、来年、それも5月頃になって給付になるかどうかという状況らしい。一体あれは何だったの・・・・。給付金の予算の目途もないままに首相が言ってしまいその始末で政府は混乱しているみたい。此れじゃ麻生さんの支持率が落ちるのも当り前だし、自民党の株もがた落ちでしょう。興部の住民が嬉々としてその給付金を使っている姿が出ていたけれど、年内にあの給付金が出たら同じような喜ぶ姿も沢山お目にかかれたと思う。それが5月とかになったら、殆ど有難みもなくなってしまうと思う。
今度は、煙草税増税問題が表ざたになって、引っ込めることになった。なんて軽いのだろう。一国の政府がこんなに軽々しく提案し混乱していいものなのだろうか。自民党はもはや政権与党の資格を失ったと思うのは私だけじゃないと思う。まだまだ民主党には政権維持の力はないと思っていたけれど、今の自民党には本当に愛想も尽きた。
この未曾有な不況スパイルの荒れる中だけに、相当の覚悟と決断がなければ乗り切れないはずなのに、このぶざまな状況、国民だけでなく世界の笑いものに成りかねない。