歳だけ取っているけれど、判らないことが多すぎる。わかってどうということもないけれど、自分の至らなさをかみしめている。
今の円高、判るようでわからない。円が世界から認められているから高くなるのだろうし、良いことのように思える。ドルでもっているより、円で持っている方が安全だと思うから、投資家むは円を買っているのだと思う。また、外国の製品を買ったり、国外旅行には凄く有難いはずだ。だが、日本製品は外国では高くなる、だから売れない。輸出の花形、自動車・家電が大打撃を受けてしまった。企業が不振に成り、リストラの嵐が吹き出した。とんでもない不況が来ている、それでも円を買い続けるのでしょうか。
有難いことが一つある。灯油が安くなったことだ。今年の夏のあのすさまじい値上がりは何だったの。元に戻るというより何年か前まで戻っているみたい。
灯油で泣いていた企業は、息を吹き返しているのでしょう。
アメリカがクシャミしたら日本は風邪を引くといわれていたが、今回のアメリカはクシャミどころでない。高熱にあえぐ風邪引きになっている。
一体どうなるのだろう。こうなってみて、公務員であったことが本当に有難い。年金がきちんといただける。確かに税金、高齢者保険、介護保険と引かれるものは大きくなったけれど、でも贅沢しなければそれなりの生活が保障されている。
でも心配はある、介護に疲れた老人の悲惨な事件などを見ていると、何とか元気でいる今はいい。だけど、夫婦のどちらかが倒れて介護をするようなことになったらどうしようと心配になったりする。此れだけ老人が多くなったのだから、老人のための施設も足りなくなって当たり前なのでしょう。
ともあれ、明けない夜はない。この不況も、必ず終るときが来るはずだ。一昨日見てきたも大通りのイルミネーション美しさ、そこに集い、飲食している多くの人を見ていると、不況どこ吹く風という感じすらあるのだが・・・。判りません。