美唄東高校で、同僚の佐久間先生に誘われて詩吟を始めて来年は34年目になる。
私が詩吟の教室を立ち上げてから来年は25周年なので、9年で詩吟の教室を立ち上げたのだ。
今考えると凄い度胸だったと思う。そのまえから同好会を作っていたのだから7年目くらいから教えることをはじめていた。確か、教えることが最高の勉強とか思って、お弟子さんのことより自分の勉強に教えることをはじめたといっていい。お弟子さんにとっては大変迷惑なことだっただろうと思う。
いろいろなことがありました。それでもその決断が現在の自分を在らしめているのです。
私の余生は、詩吟と共にあります。1週間五日詩吟を教えています。多くのお弟子さんに囲まれ、腹の底から声を出し、時には共に盃も酌み交わし、楽しい余生をすごしている。
こんなきっかけを作ってくれた佐久間先生、そして、その時初めて詩吟の手ほどをしてくれた東聖堂先生には感謝です。取りわけ、東先生は私の為に命を縮められたとぃっていいのです。
外の先生の名前は忘れることもありますが、東先生のことは一日も忘れたことはありません。
芸は身を助けるといいますが、私は身をもって感じています。詩吟の実力は恥ずかしいくらいですが、お弟子さんの数なら北詩連でも外の先生に負けないと思います。コンクールなどに出て活躍するようなお弟子さんを育てていないのだから言うこともないのですが、それでもお弟子さんは私についてきてくれます。
来年は教室の25周年ですが、特別のことはしない心算です。毎年実施している交歓吟詠会でいいのです。
明日は、平和教場の納め会。ささやかな食事会です。そして明後日は、東支部支部長小野北星先生の教場35週年記念大会がホテルオオクラで開催されます。素晴らしい内容にさすがと感心させられています。
今日、北詩連初吟会の参加者が確定しました。私の会からは私を入れて10名の参加と成りました。まあ程ほどと思います。