今日は3名での稽古でした。うち2人は今回の審査を受けた方ですから、新しい吟題になります。
今度準6段になるKさんの稽古の折、少し時間をとり「天意を識る」では南洲について少し話をし、「香炉峰下の山居 白 居易」では素読をさせた後、すぐこんな質問をしてみました。「作者の現在いるところはどこですか」、残念ながらすぐ答えられません。
続いて「今の作者の役職は?」と聞いてみましたが、これも答えられなかった。
そのあたりの説明をした後、枕草紙に取り上げられている有名な話を知っているかを聞きましたが、3人ともわからなかった。一番古い方には話しているはずなのですが答えられなかった。
その都度話しているのですが、その時面白く聞いていてもすぐ忘れることが多いのだと思います。或る教室では同じ質問を苦も無く答えてくれました。そして、平安朝に唐詩選が読まれていたことに驚いてくれたりした記憶があります。
教本に書き込むようにといって私が最初に渡した譜面だけを使って教本を使わないから、詩文の説明を読んでいない方が多いのです。
折に触れ書き込むように話すのですが、聞いてくれません。確かに面倒なことなのですが、持ち運びも楽になるし、人の吟を聞く時もすぐ開いてみることができるのに、やってくれない。強制までできないので済ましていますが駄目ですね。
今度準6段になるKさんの稽古の折、少し時間をとり「天意を識る」では南洲について少し話をし、「香炉峰下の山居 白 居易」では素読をさせた後、すぐこんな質問をしてみました。「作者の現在いるところはどこですか」、残念ながらすぐ答えられません。
続いて「今の作者の役職は?」と聞いてみましたが、これも答えられなかった。
そのあたりの説明をした後、枕草紙に取り上げられている有名な話を知っているかを聞きましたが、3人ともわからなかった。一番古い方には話しているはずなのですが答えられなかった。
その都度話しているのですが、その時面白く聞いていてもすぐ忘れることが多いのだと思います。或る教室では同じ質問を苦も無く答えてくれました。そして、平安朝に唐詩選が読まれていたことに驚いてくれたりした記憶があります。
教本に書き込むようにといって私が最初に渡した譜面だけを使って教本を使わないから、詩文の説明を読んでいない方が多いのです。
折に触れ書き込むように話すのですが、聞いてくれません。確かに面倒なことなのですが、持ち運びも楽になるし、人の吟を聞く時もすぐ開いてみることができるのに、やってくれない。強制までできないので済ましていますが駄目ですね。