手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

軍隊はいらない?

2016-06-22 20:05:43 | 政治
今日のニュースで北朝鮮が復ミサイルの発射実験をやった事が報じられた。アメリカ軍の基地のあるグアムを射程に入れるものだという。北朝鮮は世界の反対を無視して核爆弾を作った。国民の生活を無視して軍備の拡張を図っている。それに対して厳しい経済制裁などもなされている。

 先日韓国の海軍が領海を侵犯して密魚をする中国漁船を拘束したと報じていた。数年前尖閣諸島へ中国の漁船が大挙して侵入してきたことがある。

 尖閣諸島の問題で、アメリカは尖閣諸島を日本の実効支配地として認知し、ここで中国が武力で占領しようとして争うことになって争いが起こったら日米安保条約にしたがって日本の味方をしてくれるといっている。

 今中国は南沙諸島を軍事基地化して、その勢力圏をひろげている。日本の領海侵犯もしばしばなされている。

 今の世界情勢は決して穏やかな話し合いを中心として、世界平和へと進んでいるようには思えないし、武力をもって勢力の拡大を図っているむきもみられる。

 今、中国が尖閣に対して、公船を境界線のあたりを航行させて、暗に尖閣諸島が自国の領土だと主張しているのだ。今安保条約があってアメリカがついているから手出しをしないのだけれど、安保が無くなれば、まず最初に漁船団を使い、それを日本が阻止しようとしたら自国の漁民を守るとか、尖閣は中国のものだといって軍隊を繰り出してくるでしょう。尖閣がやられたら次に沖縄に来るでしょう。

 西郷南洲の遺訓に国家の大事は 第一に教育、第二に軍備、第三に農業と書かれている。自衛隊はあるけれど、9条の枠を守ってのもので、日米安保に乗っかってかろうじて存在しているけれど、日本国の国軍ということにはなっていない。

 いつまでも日米安保に頼っていることができるのでしょうか。アメリカの世界戦略で日本の位置は譲れないところなのだとは思います。

 沖縄県民がアメリカは日本から出て行け、と声高に言っているけれど、本当に出て行ったら大変なことになる。集団的自衛権が問題になったけれど、9条のある今はぎりぎりの選択なのだと思う。

 9条のおかげで、自衛隊を戦いに出さなくて済んだことはあったけれど、世界から素晴らしい憲法で、各国が見習うべきだといった声は一切聞くことはなかった。日本がアメリカの傘の下から出るためには、アメリカがいなくても大丈夫といえる軍備を備えなければならないのだと思う。そうしてアメリカの基地が無くなったときが本当の日本の独立になるのでしょう。
コメント
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