手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

今の日本の農業政策は変わらなければならない

2016-06-23 19:54:44 | 政治
  tpp問題と関連していると思うが 政府は農協の改革に手を付けた。今まで農協は手出しのできない牙城の感があった。まだまだ手入れが必要なのじゃないかと思うが、容易なことではないようだ。

 今や農村の疲弊は、農業政策の一大転換がなければ収まらない。後継者不足、関連しての耕作放棄地の増大などが起きている。狭い国土だけに、土地の有効利用がなされねばならないはずだけど、耕作廃棄地・・使われない土地がどんどん増えてゆくというのも不思議だ。そして里山は荒れ果て熊が闊歩する状態になったりしている。

 国産の小麦だとか蕎麦だとかが珍重されているのに、減反政策で余った土地に蕎麦や小麦を植えることができないらしい。新しい時代に対応する農業のあり方を積極的に推進すべきだと思う。農業の工業化が少しづつ始まっているけれどこれもこれから推進されるべきだと思う。段々畑はソーラーパネルで埋められふもとにはそれを熱原とした温室が立ち並び、通年栽培がなされているとか、林業が進められ、バイオ燃料が熱源になっているとか、農協の規制緩和が勧められれば道はいろいろ生まれてくるような気がする。

 TPPで農業が壊滅するというけれど、国民は高くても国産品を求めている。最近農産物の輸出も盛んになりつつある。日本制の安全性高級感がグローバル化してきているのかも知れない。守りの農業から攻め農業にかわるべき時期に来ているのじゃないかと思う。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする