手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

伝統芸能と北海道

2016-08-14 19:30:29 | 随想
  盆踊りの時期だけれど、どこからも盆太鼓の音が聞こえてこない。私はこの手稲に昭和52年から住まうことになった。その当時はまだ結構盆踊りはやられていて、見学に出かけたものでした。手稲本町では道路を歩行者天国にして、櫓を立てて大きな輪になって踊ったりもしていた。それがいつの間にか無くなった。又町内会の盆踊りもいつの間にかお盆から姿を消して、8月のどこかで一晩ささやかな子供盆踊りがやられるくらいになっている。

 本州方面では郡上踊りとか風の盆だとか昔に変わらずにぎやかにやられているところも多いみたい。その点、北海道は伝統芸能のすべてについて、伝統がないだけにすたれて行っている。

 今や謡だとか能はサークル活動もなくなっている。詩吟はそれでも生き続けているが、これとてこの後どれくらい続けられるのかもわからなくなっている。

  本州方面でも盛り上がっているとは言えないのでしょうが、地域に根差したりしてしっかり守られているようだ。

  カラオケが盛んで、手稲には昼のカラオケスナックがたくさんある。ここに集う人はほとんどが演歌族です。従って年寄りが多い。今の若い人たちはポップスとかロックが中心です。この人たちが中心になると昼のカラオケスナックもだめになるのでしょう。

 時代の移り変わりの激しさを感じて来ているだけに、昭和の時代が懐かしく思われる。
コメント
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