先日、木下副会長がプログラムを届けてくれた。うっかり忘れていたのですがおかげで見学に行けました。
私が文化協会の事務局長になってから立ち上げた「集い」です。最初は伝統芸能祭という名称で始めたのでした。この時日舞関係が「伝統」という言葉にこだわって、日舞の関係団体の代表一人が出演して、演目も「古典舞踊」を中心に組むというやり方になりました。私の構想はそうではなかったのですが、日舞の代表がそうするというので、やらせました。しかし、数年後にやはり限界が出てきました。そこで一端伝統芸能祭をやめて、「チャリティ日舞の集い」と「年忘れ演芸会」更に三月にチャリティカラオケフェスティバルをやることにしました。「舞踊の集い」初めは良かったのですが、舞踊だけでは無理になり、カラオケの賛助出演をしてもらう形に改めて今日に来ています。今日も、舞踊を一、三部に組み、二部はカラオケという形に組まれていました。
長いこと日舞の中心として、舞踊を引っ張っていた或る会が今年は出ていませんでした。私とは長い付き合いで、手稲の日舞は自分が居なければ成り立たないような話口の方でしたが、今回その方がいなくても立派に「集い」が成功していました。
「年忘れ演芸会」は、日舞とカラオケを除いた団体の出演で始めたのですが、カラオケの賛助出演をもらうようになり、更に舞踊の団体で出演希望があれば一団体1名の賛助出演をしてほしいと提案した時に、反対されましたが声をかけて賛同してくれる団体があればどうぞという話になり、結局その方だけが出演しないで他の会からはみんな出てくれた。そこから「年忘れ芸能祭」と名称を変えて今日に至っている。
それにしてもカラオケは凄い勢いだ。年齢も若い方が多く益々伸びてゆくという感じがします。それに引き換え、日舞、民謡、詩吟の衰退は残念だ。