今日は女性二人が欠席、3人での稽古となりました。稽古は初めに「桑乾を渡る 賈 島」を独り二回づつ、次に[淮上にて友人と別 鄭 谷」を二回づつ、そして「帰 雁 銭 起」を二回づつ吟じて休憩をする。
休憩後「母 松口月城」を先に和歌三首の稽古をした後で吟じてもらい。最後は自分の好きな詩を選んで、二題吟じてもらって終わった。
人数は少ないけれど、とても楽しい会です。いろいろな解説などをしても良く理解してくれます。資格を取ることをしていませんが、吟じる楽しみを、楽しんでくれるのです。福祉センターの詩吟も同じですが、純粋に詩吟を楽しむというのは語弊もあるかと思いますが、資格を取る、 競吟でいい成績を上げる、そんな他と競い合うことにしか目が向いていないのは本来の詩吟の指導から離れていると思う。純粋に詩吟をともに楽しむ仲間を作る指導法を考えていくべきだと思う。