今日も教室に入ったら7名全員出席していた。初めに昨日の審査会についてふれる。4名参加したが、それぞれの活躍?失敗について話してあげた。
稽古はいつもの流れ。最初に素読をさせます。K君独特の読みを挑戦している。それなりの努力を評価してあげた。T君相変わらず早い。そしてお腹からの声になっていない。そのあたりの注意をしてあげた。全体的に読みが良くなってきている。吟では単に詩文を読むのでなく、詩文の意味をかみしめながら吟じる努力をするように、これは当たり前のことなのだけれど、時間の関係があるので、細かく私から説明することはあまりしていない。中にちゃんとそれなりに勉強しているものもいるのですが、ほとんどがただ詩文の理解もしないまま吟じているのです。その注意を喚起するような質問を投げかけ、少しでも意識を高めることにしています。
教本の稽古を終えて、手稲神社の祭典奉納吟の稽古をして終わった。
全体的に口の開き方が悪く、口をしっかり開いてお腹の力を使った吟をするように指導し、吟の途中でも、「口!!」と注意しながら今日はやらせました。また、上の揺り落としの余韻の引き方について意識させました。