今日正午頃衆議院が解散した。既にいろいろ言われながら今日を迎えた。今回の選挙の大義名分のようなものがはっきりしいのだけれど、自民党にとつては良いタイミングととらえているのでしょう。民進党が党首交代したばかりのどさくさ。小池都知事が新党立ち上げの意向を打ち出し、現役の議員が離党して参加する動きが出てきていた。
そんな中での解散選挙と進んたのだが、小池新党は「希望の党」と名乗り小池氏自身が党首となることになった。するとこれにはびっくりしたのだが民進党が党員で希望の党から立候補したい人はそうしてほしい。希望の党の下に民進党が合流することになった。しかし小池代表の話では民進党の議員の誰もを受け入れるとは言っていない。小池新党は主流派ではないけれど、根本では自民党と通ずる保守的政党のはずだ。民進党は社会党の流れを汲んでいて、希望の党とは本質的に相いれないものがある。それが一緒に戦うということは、政治理念はよそにおて、ただ一つ自民党に対抗する野党を作るという戦略だけの合同ということになる。
民進党から希望の党で出馬する人の話がどんなものか、きっと苦しいことになるでしょう。ただ、希望の党の小池代表の人柄もあるけれど、無党派の方にはすごく受け入れられやすい新党になっている。希望の党からはじかれた方は大変な選挙になるのでしょう。