goo blog サービス終了のお知らせ 

手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

「獄中感有り 西郷南洲」 を扱うとき

2014-03-09 19:27:43 | 詩吟関係
 題名の「獄中」を指摘し、まず「西郷隆盛は何か悪いことをして牢屋に入れられていたのでしょうか」と質問する。まずまともに答える人はいない。

 そこで、二度島流しのなっている。これが「獄中」ということになると話す。続いて最初は僧月照との入水事件に触れ、奄美大島に流されたこと、そして二度目が島津久光公の上洛の折、久光公の指示に従わず勝手な行動をしたことをとがめられ徳之島に流され、その後沖永良部島に移されたことを話し、この詩が沖永良部島での作品であることを話す。そして、この久光公の上洛の折寺田屋事件があったことを話す。

 その上で詩の中の「洛陽の知己皆鬼となり/南嶼の俘囚独り生を窃む」を取り上げ、「洛陽」が中国の「洛城」であることを話し、ここでは都京都を意味することを説明し、「洛陽の知己」が共に尊皇攘夷で戦ってきた仲間・・・特に寺田屋で討たれた仲間への思いが強いことを話します。そして南嶼の俘囚は沖永良部島に流されている西郷自身であることを知らせます。

 これを扱うときに、「月照十七回忌」をやり、合わせて平野國臣の「わが胸の・・・」の和歌も合わせて指導しておきたいものです。


停滞型暴風雪? 今週は是で参った

2014-03-08 18:49:48 | 身辺雑記
 今週は一週間真冬日、弥生の風はどこえやら、寒さに加え強い風が吹いて嫌な毎日でした。それでも札幌はよい方だったみたいです。

 暴風というのは速い速度で通り過ぎてゆくのが普通なのだけれど、先日もありましたが今年は停滞型が多い。

 三月になると三寒四温という気温になるのが普通なのですが、七寒七温などというのは嫌です。

 明後日あたりから少し上向くようです。当然なのです。融雪も例年より十日くらいおくれているようにおもうのですが、桜の開花時期は例年通りみたいな予報になっています。

 今日は平和教場の詩吟で行ってきましたが、平和方面かなり雪が降ったみたいで先週はきれいに出ていた舗装が今日は轍になっていました。

 火曜日は福祉センターの詩吟、一番天気が気になります。多分天気予報通り春を感じる日になってくれるものと信じています。

 雪撥ねも明日と明後日で終わりになるのでしょう。長い長い冬も終わりにいよいよ近付いています。

詩吟を通して教える・・・日本歴史とか史記を上手に活用したい

2014-03-07 18:41:55 | 詩吟関係
 詩吟で扱う作品について適切な解説は当然必要だけれど、解説書などに書かれている通釈を読み聞かせるだけではほとんど理解が進まないと思う。その作品のすべてを語釈、通釈をすることは誰でも出来る。しかし、ポイントを抑え適切な質問等を織り交ぜた形で一緒に考えさせる技法を身につけたいものです。

 また、作品に関わる歴史について話したり、中国の作品では史記と関わる作品も多いので、そんなときは史記の関連部分について話してあげることは、詩吟を学ぶことと同じくらい大切な学習となり喜ばれます。

 たとえは゛「垓下の歌」を教えるときは「烏江亭に題す」とつなげて教えることに私はしています。垓下の歌を取り上げるときには、項羽と劉邦の名前を知っているかということから入り、「秦」について触れ、最低中国の最初の統一者始皇帝について触れ、その都が「咸陽」で、咸陽が「渭城」と同じだということも話します。また、「四面楚歌」という言葉について質問します。そしてこの垓下の歌が四面楚歌になった項羽が歌ったものであることを話します。また「虞や虞や」と歌う場面での説明には、平家物語の「木曽の最後」の巴御前の話もしてあげます。そしてこの詩の勉強が終わったところで「烏江亭に題す」をやります。そして、亭長のすぐ船で渡れという勧めを断る場面を話してあげます。

 これは一つの例ですが、大変かもしれないけれどこのような勉強を指導者は積極的にするとよいと思います。ただ史記を読むことは容易ではありません。でも解説書などもあるしPCで検索して勉強することもできます。また、三国志も勉強しておくと役立ちます。たとえば白帝城を扱うときには李白だけでなく、三国志の劉備がここで亡くなり諸葛孔明に言い残した言葉などに触れてあげると白帝城に対する印象がまた強くなると思うのです。

 時々こんな試みの例を書いてみます。

北海道大荒れ!!!

2014-03-06 18:28:27 | 無題
 もう3月に入っているのだ。弥生三月なんて言えたものじゃない。去年もそうだったように思うけれど春一番が3月に来るようになったようだ。

 それでも手稲はまだよい方だった。道東・オホツク海方面は猛吹雪で、道路も通行止めが各地で実施されたようだ。学校も臨時休校続出。報道では来週の月曜まで続くという。中国のPM2,5がこんな現象の元凶じゃないのかと疑いたくなる。

 それにしても中国・韓国の対日政策にはあきれる。日本が軍国主義に逆戻りするかのような発言はばかげているどころでない。日本に来た人はそんな危惧を全く感じないはずだし、靖国神社への参拝がそんなところへつながらないことくらいわかりきっていることなのだ。要するに日本叩きが政権維持のよい道具になるということなのだろう。そして中国では軍備拡張の口実にもできているのかもしれない。私の眼には中国こそ帝国主義的な覇権主義国家に見えるのだが。韓国は二国間の政治的協力関係こそ国益にかなうはずだけれど、ただただ日本たたきに奔走している。もう日本人は愛想もつかしているように思う。一時 の韓流ブームも醒めて、冷ややかに見る人が多くなっている。中国・韓国への旅行は少なくなっていると思う。

 変な方に曲がってしまったが、雪、昨日まで木曜日の業者による排雪今回はいらないのじゃないかと思っていたけれど、今朝の雪で昼過ぎに業者のダンプはしっかり仕事をしていった。来週もう一度来るはずなのだけれど、どうなるのだろう。最後の排雪がしっかり最後の仕事として雪山ができていることになるのだろうか。

 もう雪撥ねは沢山です。十分苦しみました。

通り魔事件頻発  恐ろしい時代になった  

2014-03-05 16:20:54 | 無題
昨日の通り魔殺傷事件。全く何の関係もない方が、たまたまそこを通ったことで殺されることになった。こんな事件が頻発するようになっている。

 だれでもいい殺して自分も死ぬ積りだったという供述なども聞く。その対象にされた人はたまったものじゃない。

 昨日の事件、最初に女性に声をかけ、声をかけられた女性は丁度自分のマンションの前だったので返事もしないですぐマンションに駆け込み110番に電話したという。その直後そこを通りかかった男性が刃物で刺されて死亡した。その後車を奪って逃走し、少し離れたコンビニの駐車場に車を置いて歩いて逃走したらしい。車には血がついていたというから、自分の衣服も血にまみれていたのだと思う。そんな姿で歩くことは不可能に近い。着替えするとすれば場所がいる。一番良いのは自宅に戻ることだ。電車、ハイヤーを使うことはできない。そして目撃がないとすれば、この事件の近くに自宅があって帰っているのではないかと思う。再犯の可能性も捨てられない。

 先日はレンタカーで人を殺す目的で歩道に車を突っ込んだという。

 本当に恐ろしい時代になった。豊かで平和な日本という感じが強いけれど、それだけにこの世界から疎外された人は想像以上の精神状態になったりするのかもしれない。そのはけ口が殺人ということになったりするのかもしれない。

 とても私たちには想像もできないことが続発する。むつかしい世の中になっものだ。

福祉センター詩吟  今日は21名でした

2014-03-04 19:49:43 | 詩吟関係
 やはり春ですね。まだ寒いけれど 心が春を迎える感じになっています。そんなおかげでしょうか今日は21名の参加となりました。

 始める前に今日も歌謡吟「まず一献」をやりました。続いて「自ら遣る」を前半にやり、後半は「敬亭山に坐す」をやりました。どちらも五言絶句ですが、とても上手にみんな吟じてくれました。

 先週いらっしゃった高橋さん、今日もいらっしゃいました。今日はとてもしっかりした吟になっていました。終わってから、何年ぶりなのですかと聞いてみたら、平成12年からきていなかったようです。14年目になるのですね。でも私が顔を覚えているということは、かなり目立った方だったのかもしれません。私を評して、若い、昔と全く変わっていないと言ってくれました。

 とても楽しそうで、続けてくるとおっしゃっていました。確か詩吟学院での前歴のある方だったと思います。

 福祉センターの詩吟、私が退職の年にできてそれ以来詩吟講座を担当させていただいているのだから、もう24年目くらいになるのでしょうか。

 懐かしい思いがたくさんあります。はじめのころは詩吟学院の前歴のある男性がかなりいて、とても活躍してくれました。年に何回か温泉に日帰りの旅行に行ったりした記憶があります。

 そんな男性のリーダーがいなくなって、そんな行事が組めなくなっていますが、構成員の年齢も高くなり、簡単に動けなくなっているということもあるのだと思います。

卒業式  

2014-03-03 20:48:42 | 身辺雑記
 三月は卒業式の月です。高校の卒業式は大体三月一日となっている。続いて小中学校の卒業式も続く。そんな中で廃校になる学校の話もたびたび報道される。

 少子化の中やむを得ないことだけれど、寂しい。

 私が卒業した小学校は、父が15年校長をしていた学校だけど、数年前に閉校となった。また、教員として最初に奉職し11年務めた沼田高校も閉校になり、さらに次に15年務めた美唄東高校も美唄南と合併し別な高校になってしまった。

 それぞれ多くの思い出が残っている。この季節閉校の話が流れるとつい思い出すのです。

 こんなに人口が減少するなんてあまり考えなかったけれど、私たちの子供のころは戦時中で「生めよ増やせよ」の時代でしたから、私も兄弟10人でした。そんな家族は珍しくなかったのです。

 日本の国が豊かになるにつれ、人口が減少してきた。豊かになったけれど、その豊かさを享受するためには子供を少なくするしかないような状況になってきた。私も子供二人で来ました。

 今三人の子供を持つのはかなり裕福な人に限られているように思う。人口は減ってきているけれど、産業は機械化、オートメ化が進んで人を昔のように必要としなくなっている。集団就職などは遠い昔の話になっている。一方農業などでは後継者不足が進んで、過疎化の進行が村を郷をなくそうとしている。

 これからの日本はどうなってゆくのだろう。

北詩連 資格審査会  教育文化会館

2014-03-02 21:07:26 | 詩吟関係
 昨日のブログでも書きましたが、本日北詩連の資格審査会が教育文化会館で開催されました。碌峭会からも5名受審しました。

 9時過ぎまでに教育文化会館に着きたいので7時40分に家を出て、手稲駅前8時11分発のバスに乗りました。降りたら五十嵐先生がいらっしゃいました。一緒に会館に入りました。

 今日はいつもより受信者が少ないように思えたので、午前中に終わるのでは?とか思っていましたが、結構時間がかかり、少し受審者が少ないということで、審査終了後の審査委員の審査講評を審査委員全員にさせるような試みもあったりして、全部終わるのは14時過ぎになりました。

 何時もよりそれでも早く終わり、手稲に着いたら15時30分くらいでした。まだ時間がありますのでカラオケを歌いに何時もの店「かもめ」に寄りました。17時過ぎまで軽くお酒もいただきながら楽しんで帰宅しました。

 審査の方、私のお弟子さん5人とも短縮を戴けませんでした。でもみんなとてもよく頑張ってくれました。褒めてあげたいと思います。

 全体的に私の感じたことは、迫力に欠けているということです。私の会の会員はその点で言えば、声に比較的張りが有り迫力もあったように思います。しかし、頑張っているだけ欠点も目立ったと思います。とにかくよくやったと褒めてあげます。

 北詩連は宗家吟でないだけに統一した指導ができていませんので、評価基準のようなものも揺れているという感じがします。

 そこを乗り越えたところに北詩連の存在価値があるのですが、その存在価値を支えきる先生方の力量が問われているように思います。

 


平和教場 6名出席  

2014-03-01 21:04:30 | 詩吟関係
 今週になって天候が安定していました。しかし数日前の天気予報では一寸心配な感じがあったのですがとても良い天気となり、道路も舗装がきれいに出ていて行き帰り、気持ちの良いドライブとなりました。

 明日は北詩連の資格審査会です。平和教場からは二人受審となります。手稲第一教場のTさんも明日初めての審査を受けます。今日の平和教場の稽古に出て稽古してみませんかと声を掛けたら行きたいというので私の車に乗せていって一緒に稽古をさせてきました。

 今日の平和教場は市橋さんが欠席、男性5人に女性1名の6名です。こんな教室は少ないのです。矢張り男性が多いと詩吟の教室という感じ、迫力があります。連れて行ったTさん良い刺激をうけたみたいでした。

 明日の審査会は、今までで一番受審者が少ないような気がします。本部審査もありませんからひょっとすると午前中で終わるかもしれません。そうなれば嬉しいのですがどうなることですか。

 明日は7時半に家を出なければなりません。