手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

福祉センター 詩吟

2017-09-19 18:38:48 | 詩吟関係

 今日は若干の雨がありましたがまずまずの天気でした。15名の参加でした。

 先週ある方から中国の地図がほしいといわれましたので、昔の漢文の教科書に印刷去れていたのをコピーして持って行ってあげました。ただ上げただけでは、検討のつけようもありませんから、丁度李白の「客中の作」をやっていますので、李白の動いた主なところを出発の成都からたどって大まかに説明してあげました。

 今日の稽古「客中の作」・・・蘭陵の美酒・・・直ぐ地図で蘭陵を見つけてもらいました。後半は「淮上にて友人と別る」をやりました。・・君は瀟湘に向かい我は秦に向かう・・・「瀟湘」「秦」・・・説明をしながら地図で確認してもらいました。

 こんなことと絡めて、詩吟を稽古することの楽しみに勉強をする・・学ぶ楽しさがあるのだと話してあげました。新しい吟題に入ったら、その詩の中の一つの言葉とか一文とかで気に入ったものを意識してみましようと勧めてみました。

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祭典奉納吟  雨の中やりました

2017-09-18 18:33:22 | 詩吟関係

 朝から雨、それでも小降りになったりやや強めになったりで台風とは無縁のような雨だった。もうてっきり屋内開催となるのだろうと思いながら少し早め、10時20分頃神社に到着した。入り口のところまで行って観客席の方を見たら、傘をさして何人もの方が見学している。何と屋内には入れないで観客は傘をさし、立ったまま見学する(椅子はありますが、雨でぬれて座れません)のです。予定通りの進行で11時10分から準備に入り、20分から発表となりました。見学者20名くらいいたでしょうか。皆様何らかの縁故のある方ばかりのはずです。私の顔見知りが随分いました。雨は小雨模様でまずまずという処だった。

 会場の音響は凄くよくて、みんな思い切った吟をしてくれた。急遽加藤君の「9月10日」の吟に、佐藤さんの詩舞をつけたのですが、とても評判が良かった。早速来年の交歓吟詠に自分の吟に踊りをつけてほしいという注文が何人かからあったようです。

 連続する大会の最初の一つが終わりました。

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明日の神社祭典奉賛吟は台風の中

2017-09-17 19:18:47 | 詩吟関係

 朝から今日は台風関連のニュースで埋められていた。ニュースを見ながらひょっとして台風襲来が遅れるとか、コースが変わるとか何か起きないかと期待しながらいたけれど駄目みたいだ。何せ大きな台風で台風本体からはるか離れていても雨風による被害が出るようだ。今19時を過ぎたところだけれど、外は風の音がやかましくなってきている。夜中から間違いなく雨になるのでしょう。

 明日の吟は屋内となるのが必定みたい。お客は期待できないかもしれない。となると舞台発表のけいこみたなことになるのですか。一寸辛い話ですが、他の発表も同じで、私たちだけではないのです。神社はお祭り行列、神輿渡御なども予定されているのに残念なことになりそうです。

 会員はしっかり稽古をしてきていただけに残念だと思います。

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平和教場 詩吟

2017-09-15 19:01:14 | 詩吟関係

 先日平和教場について、私も87歳で冬手稲から車を走らせることが苦しくなっているので、できれば会員の中で指導者をえらび、自主運営出来るようにしてほしい旨を話した。そのことについて、今日全員が集まって協議することにしたと聞いていた。

 今日の稽古は後半大会等の稽古として少し本腰を入れた稽古をした。時間も30分延長となった。そのあと、打ち合わせをしてくれたようです。先ほど教場長から電話があり、その大筋について聞いた。結論として、平和教場は解散する。会員の中、住山・石田・塚本は谺会へ移籍、安達・佐々木は手稲に移籍。小田桐君は退会するという結論となったようです。

 碌峭会は平和教場から出発したのですが、こんなことになりました。一寸寂しいけれど、私も無理が利かなくなっている。いづれ手稲も誰かにまかさなければならないのです。そんな意味でも、今回を機会に加藤君に本腰を入れて指導に当たってもらいたいと思います。

 

 

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午後カラオケスナックに行ってきました

2017-09-14 20:01:11 | 身辺雑記

 手稲にはカラオケスナック(昼カラ)が駅近辺で10軒くらいはある。私が行くのはそのうちの3軒くらいで、行って先客が10人近ければ別の店に行くことにしている。最近は「L」にほとんどいっている。いつも空いているのです。でも今日は15時に店を出たのですが、その時は9名になっていた。

 どこの店も軽食という昼食が付きます。多いのがウドン一杯です。そのほかお酒を飲みたい人は、ビールが一杯飲めます。私はいつも車ですから飲むことはできません。また「コーヒー」は大体どこも飲みたいだけ飲めます。そのほか飴とかちょっとしたお菓子も出るところが多い。私の行く「L」は、市販の御握り一個に、ゆで卵、お酒のつまみのような三品を盛りつけたもの、更に鮭の薄切りの焼いたもの、さらに冷ややっこが出される。軽食といえない。腹いっぱいになるのです。更に15時近くにはソーメンが一碗出されます。この店に行くまでは、昼食を家で食べてから出かけていたのですが、今は、家内に昼飯を食べに行ってきますといって出かける。

 今日店にはいったら4名の先客でした。後から4人ほど増えて9人になりました。ほとんどが顔見知りになっています。

 最近の私の新曲は「雨の挽歌」「人生花暦」「津軽の風」です。今日は古い歌を歌ってきました。

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健幸くらぶ 詩吟

2017-09-13 20:05:22 | 詩吟関係

 Mさんが休み、4名での稽古。

 今日は前半「秋 思  許渾」後半「秋 思 劉禹錫」をやり、休憩後、手稲文化祭の稽古をする。

 指導の中でこんなことを話題にしてみた。「歌謡曲と詩吟の違い」ということです。

◎ 歌謡曲は歌うのだけれど、詩吟は吟じる。

◎ 詩吟には起・承・転・結がある。

 この二つの意見が出た。どれも間違いではないけれど、細かい説明ができない。特に詩吟は詩文に節をつけ歌うのではなく日本語としての正しい読み方ををし、一定の箇所での、最後の言葉の余韻を母音に返して引いたり、振り止めたり、揺り落としたりする独特の節調を持つ音楽芸能であることまで言える方はいなかった。

 それで、まず詩文のきちんとした読み、そして余韻はしっかり母音に返して引く事を確認してもらった。そして、「上」の揺り落としなど、しっかり聞く人に聞いてもらうために一本調子にならない強弱のつけ方などを研究してほしいと話してみました。

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福祉センター 詩吟

2017-09-12 18:32:43 | 詩吟関係

 今日は朝から雨でした。昼頃なっても全く収まる気配がない。これじゃ参加者何人になるかわからない・・・ひょっとして10人を切っていたらどうしょうかなどと講座の進め方について思案していた。

 いつもの時間に出かけた。やはり少なかったけれど13名の参加者がいた。少ないなりの時間の使い方もあります。人数が多いと話したいことも話せない悩みがあります。こんな日はいいチャンスでもあります。全員に素読をさせてそのあと復習を、質問を中心にすすめ内容を確認したあとに、範吟、 合吟、そして独吟と進めました。

 休憩をはさんで「客中行 李白」をやりました。李白の生涯は放浪の生涯だったこと、この詩はそんな放浪の中で作られたものであることを話して、起句承句の「蘭稜の美酒」の表現、酒飲みにはよだれの出そうな表現だと確認し、転句結句の二行について質問をしてみたら、きちんと答えてくれた方がいた。お酒を十分飲ませてくれたらそこがよその土地でも故郷と変わらなく思えるというこの言葉から李白が本当にお酒が好きだったことが判りますねと話して、そんな李白の気持ちを想いながら吟じてみましょうといい、吟をすすめた。

 心配していた時間は、丁度いつもと変わらないで終わることができました

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手稲教場 詩吟

2017-09-11 18:55:16 | 詩吟関係

 今日も教室に入ったら7名全員出席していた。初めに昨日の審査会についてふれる。4名参加したが、それぞれの活躍?失敗について話してあげた。

 稽古はいつもの流れ。最初に素読をさせます。K君独特の読みを挑戦している。それなりの努力を評価してあげた。T君相変わらず早い。そしてお腹からの声になっていない。そのあたりの注意をしてあげた。全体的に読みが良くなってきている。吟では単に詩文を読むのでなく、詩文の意味をかみしめながら吟じる努力をするように、これは当たり前のことなのだけれど、時間の関係があるので、細かく私から説明することはあまりしていない。中にちゃんとそれなりに勉強しているものもいるのですが、ほとんどがただ詩文の理解もしないまま吟じているのです。その注意を喚起するような質問を投げかけ、少しでも意識を高めることにしています。

 教本の稽古を終えて、手稲神社の祭典奉納吟の稽古をして終わった。

 全体的に口の開き方が悪く、口をしっかり開いてお腹の力を使った吟をするように指導し、吟の途中でも、「口!!」と注意しながら今日はやらせました。また、上の揺り落としの余韻の引き方について意識させました。

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北詩連 札幌定期審査会

2017-09-10 19:00:59 | 詩吟関係

 今日は教育文化会館で詩吟の定期審査会がもたれた。私の会からも4名受審しました。60名の審査で、七段までと準八段以降の二つに分かれての審査です。受診者の数が少ないから午前中で終わるのではと思っていましたが、なんと最後の得点発表が終わったら14時30分くらいになっていた。

 二会場に別れたので、全部を聞くことができなかったけれど、今回はいつもよりいい吟が多かったように思いました。しかし、和歌はほとんど駄目に感じました。前回の審査講評でも言われていた、序詠と本詠の区別のつかない吟が多かったのです。今回の講評である先生が、主音に返すところができていないという指摘をしていました。和歌には、三通りくらいのパターンがあるのですが、そうしたパターンは全く考えられていない感じがあり、上手とか下手とか以前の問題があるように思います。入りを平音からにする場合と低音からにするやり方がまずあります。それに途中半音を使うやり方との三通りなのです。又、和歌の音数律は「5・7・5・7・7」です。日本語のリズムは2語一拍です。従って各節に半拍の語があります。その半拍の語は、半拍を補った読みにならせければなりません。それが和歌の場合の間合いになるのです。私も意識はしていますが教えきれていない。漢詩の訓読文の読み方も日本語のリズムを踏まえなければ間のない吟になる。そんな点について、本部の研修部あたりが中心となって、指導者研修会を開いて先生方の意識を高めることなどもやってもらえないかと思ったりする。

 私の教室の生徒さんも褒められた吟になっていなかった。それでも頑張っていた。これからの伸びしろに期待が持てる。

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九月九日は重陽の日

2017-09-09 19:03:20 | 詩吟関係

 日本では九という数字は「苦」に通じることから嫌われている。しかし、陰陽道では九は最高に良い数字とされているようだ。そんなことから中国ではこの九が重なる九月九日は、重陽の節句となっているという。旧暦での話だから今の季節感とは違う。此の節句はまた菊の節句とも言われるようで、この日は家族揃って小高いところに上り、菊を浮かべた酒を飲み家族の健康を祝うようだ。

 漢詩にもよまれているが、その中でも私は杜甫の「高きに登る」が忘れられない。「艱難苦だ恨む繁霜の鬢/潦倒新たに停む濁酒の杯」「苦労が積み重なってすっかり頭髪も白くなってしまった。すっかり老いぼれた今、好きな酒も新たに止めなければならなくなった」というのです。きっと、もう唯一つの楽しみは、ちびりちびり飲む濁酒だったのでしょう。今それさへも止めなければならなくなった。ここを読むと身につまされるものを感じる。

 

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