紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ2021・定植間近

2021-05-16 10:44:16 | 日記
「漸く、2021年の日本ムラサキ定植準備完了。雨待ち」

育苗中の苗も、ほぼ定植時期の姿となる。

5トレー約200本が順調な生育となった。

ポットにて苗の育苗は、それなりの作業スペースが無いと困難を極める。
中には生育不良の苗も出てくる。


生育不良の原因は、種に問題がある可能性もある。
ほぼ同様に生育する苗の中に生育の足並みが揃わないのは、元の種に寄るのではとつい思ってしまう。
次の苗は室内にて育苗中の苗で、中々茎立ちが見られない。夕刻には室内へ移す。


育苗中の水分補給で傷んだ苗が多いのは、室内にて育苗中の苗である。
秋苗を合わせて150本がなんとか命脈を保っている。


雨を待つ畑の定植畝である。手前よりNo.1 block 約5m。続きのNo.2 block 約8.5m
右奥No.3 block 約4.5m。No.2.3はブルーシート下。苗数から定植間隔を割り出す。
No.1 block.75p No.2 block.120p No.3 block.65p 20〜25cm間隔となる。
各ブロック3列でチドリ植えを想定。


畑で新芽を出した苗は、自然環境下でじっくりと生育中である。 

全く手が掛からず、2019年も畑で発芽の苗を定植した。
昨年の春は、それが暗転して全ての発芽苗を失った。天候不順が原因であった。
それ故、安全策で自宅での育苗へと逆戻りであった。

  「雨が来て やっと休める 畑仕事」
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日本ムラサキ、秋苗の生態

2021-05-09 19:20:30 | 日記
「秋苗の不思議な生態を観察」

室内温室で冬越しの苗である。地上部の形態は数ヶ月変わらない。
葉が枯れて新芽が出るかと見ていたが枯れず、生育の変化も見られない。


これも温室で冬季を過ごし、そのままの姿である。
4月末から日中は、定植に備えて庭先で遮光ネットの下へと育苗環境を変えた。
最低気温がかなり低い日があるので、夕刻には室内へ取り込む。


この苗は茎立ちの様子はないが、本葉の数は増えている。

根元を調べてみると、新芽が出ている。本葉の増えた地上部は如何なるのか?

知らずにいたのだが、根元を少し掘ると大小違いはあるが皆新芽を持っている。

過去の経験では、秋11月中の発芽苗であったが地上部は枯れて、4月に新芽が出てきた。
何処かに、葉が枯れないポイントがあった様だが・・・不明。
古い葉を切ってしまえば、新芽は急伸すると思われるが・・・これを切る事は出来そうもない。

  「さまざまに かたちをかえて いのちあり」
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日本ムラサキ・定植準備

2021-05-05 14:53:52 | 日記
「漸く整う栽培畝・2021」

4月中旬より始めて、2ブロックの栽培畝が整う。手前は約5m、続きは7.5mである。
タキロンの波板で畝を嵩上げしてある。地表面より40cm深く耕作して籾殻を入れてある。
あくまでも、収穫時の省力を念頭に思い至った方法である。肥料は入れてない。


定植予定の育苗の状況である。朝庭先に並べ、夕刻、物置にしまう。

本葉4枚が生育中となり、定植時・月末には頃合いの生育となる。

屋外苗床・3月下旬に発芽、その後1ヶ月間にわたって発芽を続ける。

双葉が開く順にポットに移し、育苗2ヶ月目である。苗床の発芽も終わった。

水の補給が最大の課題である。ホースでトレー全体にシャワーは問題があった。

水が入りすぎて、傷む苗が出てきて気が付いた。
その日の乾燥具合を確認して、1ポット毎の給水に切り替えた。
5トレーに260ポットの苗の世話に、気が抜けない日々である。
室内に、秋苗を含め140ポットがある。

畑に蓼藍の苗床を作り、播種をした。作意は定かでは無い。
藍染めから始まって、蓼藍栽培で畑仕事に夢中になって今日がある。

   「おわりなき ひはないものと たねをまき」
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日本ムラサキ・遅霜対策

2021-04-26 19:25:20 | 日記
「畑の新芽ムラサキ・霜予報に慌てる」
本日の最低気温2°C 早朝、空には雲があり霜にはならなかった。
予報は0°C だったので霜が降りても不思議では無かった。


明朝、0℃の予報 17:00発表 霜予報である。
既に何回も霜を受けて、ここまで生育してきた。
大きくなってきて返って霜を心配する。


定植の秋苗の新芽である。心配をすればこちらも同じである。

これだけ伸びてくると、本葉も開き始め大丈夫かなと思うが生育はマチマチである。

越冬用の葦が側にあるので、これを苗の上に掛けて霜除けとする。

空に雲が広がれば、今朝のように霜の降りる事はないが・・・満月の空である。


波板で囲った栽培畝、雨を境に急進展する。最初のブロックは約5mで閉じる。120本を定植予定。
もう少し用土の投入が必要かも知れない。筒を並べる予定だったが、手間がかかり変更。
続きのブロックは畑の際まで伸ばす予定に変更。200本を定植予定。
これから3週間で500本を越える苗を畝を用意しなければならない。
晴れれば、畑。農機具は無い。スコップと鍬が頼りの畑仕事である。

右肩は痛み止めの湿布・・・何処まで続くか?
今年限りの栽培と・・・畑が身体を治してくれれば・・・・?

    「だんねんが できるできない いつできる」
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日本ムラサキ・秋苗の新芽

2021-04-18 14:41:05 | 日記
「霜を受けた新芽の回復に相槌」
4月9、10、11日と3日連続して霜の朝であった。最低気温 0.5、−2.1、−0.3°C

霜を受けた新芽の回復、根元に緑を確認する。

同様に根元に新しい芽を出して来た。下段の畑の定植苗。

秋苗の苗床、じっくり様子を見ての生育で霜の被害はない。

定植した苗の生育、分厚い葉が霜にも動じない。

茎立ちを始めたが、霜を受けた様子もない。

上段の畑(耕作放棄地)の栽培畝の生育状況である。
申し分無い状況であったが、困った事にマルチの下をネズミが入ってきた様だ。
マルチが膨らみ、苗が飛び出していた。
苗ごと踏んで穴を潰すが翌日は別の場所が膨らんでいる。
ネズミ穴の上では、苗の生育が危ぶまれる。


栽培畝作り、中々進展せず。片面のみ波板4枚をセットしてダウン。
昨年は既に桜の時期に4ブロックが苗を待つ状況だった。
疲れやすい老体となった様である。桜の花も散った。

    「このしごと どこまでつづく あすありや」
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