紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

絶滅危惧植物の生育

2015-08-21 20:25:48 | ムラサキの栽培

  8月の紫草(日本ムラサキ)
紫草(日本ムラサキ)は絶滅危惧植物である。種はあってもさすがにこの時期に発芽させる事は難しくなって来た。生育がストップする10月下旬までには、まだ1ヶ月半もある。しかし、厳しい冬を越す根の生育にはギリギリの時期かも知れない。


この苗は本葉が5枚に成育中の7月に発芽した苗である。そろそろ、露地への移植時期である。

8月に発芽した苗で、双葉がなかなか開かないで心配した苗のその後である。




左の本葉が大きな苗とは1ヶ月の違いがある。8月発芽の苗は他に2個ありあわせて11個が成育中、心配した苗も本葉が生育を始める様になった。


昨年晩秋、本葉に霜を受ける時期には10cm程の大きさで、春先いち早く生育を始めた株である。2年目の今年初めて種をたくさん付ける。野ネズミの被害を免れた1株である。


「みのるたね つなぐいのちの かぎかくし」 
コメント
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