紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

栽培装置の紫草、生育状況8/15

2016-08-15 19:19:35 | 薬草栽培

 「開花と結実」

 花が咲けば、実が付くかどうかが気になる所である。
 小さな花であるが蜜蜂が来たり、蝶が来て受粉作業をしてくれる。
 
 詳しくは、下記ホームページをご覧ください。
  HP「染色工房・cldy-hut」
   日本ムラサキの栽培(5)
   http://www.sikon.sakura.ne.jp/pg134.html



 小雨の後である。
 花1輪に分果は1粒〜3粒の結実がある。




 茎の先端の花が咲き始めると間もなく
 下の本葉の脇から分枝が伸びて来て花を咲かせる。




 このような込み入った栽培は宜しくないと思うが、
 分果は空を覗いて、処狭しと伸びて来たのには驚いている。




 この栽培装置は、その点空間はあるが
 肝心の根を伸ばす容積が限られている。
 それでも、花を付け始めた。



 草丈は35cm程で、咲き始めた分枝が伸び切れば
 50cmほどに伸長する事であろう。





 株元の太さは0.5cm程である。この倍の太さが必要だ。
 霜の降るまでの、後3ヶ月間にどれだけ生育できるのだろう。




 本葉の生育したサイズを計測してみると
 10cmとかなりの大きさである。




 本葉の幅は4cmとかなり大振りである。
 
 茎と葉長と葉幅を計測した方がいて、その記録では葉幅は2.5cmが最大である。
 葉長は8.4cm,茎は1.3cmである。
 露地とは云え特殊な栽培装置での事故、常に先が危ぶまれる。


    「はなをめで はぶりもめでて ねをのぞみ」


コメント
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