紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

発根からの生育過程

2017-10-30 19:22:41 | 薬草栽培
「10月神無月、発根から双葉までの生育」
不順な天候で気をもむ事が多かった10月であった。
陽気としては春先に近く、散歩で路辺を見てホトケノザ等の春の花を見かけた。
日本ムラサキも発芽の多い時期であった。

 10/23 19粒の発根を確認、根の生育状況で12〜24時間の差が有ると思われる。



 10/23 午前中に育苗ポットに発根種を移す。


 10/25 早い種は殻を着けて伸びてくる。


 10/27 殻を落として双葉を広げる苗が出てくる。発芽である。


 10/30 ほとんが発芽状態となる。手前左隅1粒の生育が気になる。


発根を確認してから1週間の生育過程である。
 平均気温は20℃である。これから本葉が生育してくる。
 10日〜2週間で1枚本葉が生育してくる。
 双葉の役目は約1ヶ月半、本葉は4〜5枚目となる事であろう。

    「なえととも ふゆをむかえて はるをまち」

コメント
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