紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・畑の苗床

2020-01-17 19:00:25 | 薬草・薬用植物
「恐れていた被害、獣の正体?」
畑に行く天気ではない。しかし、出掛けて見る必要性があった。この時期、雪が無い。
昨年も雪は少なく、1月の雪をタンクに入れて水不足の時期を補った。今年、その雪はまだ来ない。


雪の下になっている筈の苗床に、引っ掻き穴が開いている。

別の苗床にも、こちらは2回目である。特に被害は無かった。何者であろう?痕跡はない。防護の棚の上からであろうか。

こちらは、苗が1本抜き出されていた。昨夜ではなく、数日前らしい。
元に埋め戻して見るが、再生は難しいだろう。


秋苗は地上部が枯れている。

この苗は、まだ地上部が枯れたばかりの様子である。暖かい冬を象徴している。

痕跡を見つける! 畑の最南端に焼却灰がある。その上を踏んで畑を出た痕である。
柔らかく深い所を忍んで歩いた形跡である。秋遅くに、睨み合った大きな野良猫を思い出した。
狸や狐はこの頃見かけない。猪の噂は聞くがその痕跡は見かけない。
獲物の野ネズミは多い、確かに狙った場所には巣穴があると思われる。トンネルを見つけたが埋め戻され、殺鼠剤も押し出されている。
野良猫との邂逅は昼間、こちらは呆気に取られて何故と、茫然であった。やはり野良猫で生きていたのだろうか。

   「ゆきのなき はたけをあるき はるはるか」 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする