紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・元旦の苗床

2020-01-04 19:07:02 | 薬草・薬用植物
「育苗棚、ポットで満杯となる」
紙コップ内の発根種が後を絶たない。これではポットを更に増やさなければならない。
1トレイ48ポットは訳なく一杯となる。急遽、苗床での育苗に切り替える。庭先の古い容器を見て思い付いた。
昨年、庭先で発芽させた容器だ。紙コップは2個、新しいスチロパールを大晦日の午後に買いに走る。


紙コップ内で既に発根している種を全て取り出す。91粒もあった。

91粒は新しい容器の一隅にまとめて播く。残りの1コップ分を隙間なくばら撒く。元旦の事である。

使い古しの容器には別の紙コップの種をばら撒く。かなり密な状況だが止むを得ない。

南向きの窓に寄せて設置する。両容器とも種は隠れて見えない。7〜10日後には変化があるだろう。
新容器のラベルの辺りは、既に発根の種である。ひとまず苗の世話は楽になった。特に苗床は殆ど手出しは不必要だ。
この室内は早朝かなり冷え込む。昨年は厳寒期には零下の気温にまでなった。それでも、日本ムラサキの苗は耐えた。
 
暖かな冬が予想されているがどうであろうか?

   「なえどこを へやにひきこみ まちぼうけ」
   「まちぼうけ いつかめをだす はこのなか」
コメント
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