紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2021・日本ムラサキ栽培スタート

2021-01-09 14:29:46 | 日記
「日本ムラサキの種、発芽のスイッチ(発根)」

苗床にて発根、16粒を確認。ここ数日10桁代の発根数である。

発芽のスイッチ(発根)を確認すると即、ポットへの移動となる。
前日取り上げ忘れた種の先端部である。何年か前初めてこの生態を見た時、カビかと思った。
芽を地上に出す為に根を周囲に固定する役割をすると思われる。
或いは、地下深く根を伸ばす為にも必要なのかも知れない。
芽を出す時には根は3cmにも伸びているからである。


苗床セットです。蓋付きパックに赤玉土を3cm以上敷き詰めてある。
水はたっぷり、2cm以上も入っている。5日間水に浸けて日毎に水を取り換えた種をバラ撒く。
苗床は自作の簡易温室に設置。気温20°Cに設定してある。15°Cよりスイッチが入り易いと判明。


昨年12月の浮種のセット。まだ続いているが、答えは出ている。浮種検査は必要であった。
即沈む種子の選別は極めて有効であり、6時間後に沈む種子も発芽の可能性がかなりあった。
翌日以降になって沈む種子からの発芽は4粒のみであった。


発芽のスイッチの入った種はポットの培養土で根を伸ばす。温度設定は15°C。
3cm程根が伸びてから地上に芽を出してくる。根は既に赤い。

  「そとはゆき でるにでられず なえのせわ」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする