紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本むらさき・温室の出来事(続)

2021-01-19 19:11:05 | 日記
「生死の岐路で生き延びた本葉」

ぼんやりしていた。急伸した本葉を切り落としたのは1ヶ月前であった。
まだ根元に横たわっている本葉に気付く。12/19以来そのままであった。


昨日気付いたが、日差しを当ててしまった。今朝思い出して取り上げてみる。

他に2本を取り出して水に浸けてみる。助かりそうもない萎れ方である。
一つの目的だけで、気が回らなかった結果である。切り落とした本葉を一顧だにしなかった。
偶然、ポットに落ちたままで陽の弱い場所が幸いであった。


これから如何に対処するか不明のまま、明日を待つ事にする。

一晩置いて今朝見ると、葉は伸びやかに広がっている。
3本の内1本は萎れが残るが、窮地を脱した様子である。
1ヶ月間、切り落とされた状態で命脈を保つ逞しさに驚嘆するばかりである。

挿木が可能の一言を思い出している処である。
4〜5年前に2年目の発芽を切り落として、試みた事を思い出す。
その時の結果は虚しく、それ以来あまり意味はない事と忘れ去っていた。

   「さていかに よみがえりさく うむをとう」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする