紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本むラサキ・発芽試料(続)

2021-01-29 19:17:38 | 日記
「雪の下から出て来た発芽試験試料」

2020−10ー24 投稿記事「発芽試験試料作成」の続報である。
この時期に出て来るとは思わなかった。


早速、苗床を準備して種を播く。1列目は赤玉土が大きく隠れてしまった。

2列目から細かな土を敷き直して、寒気で屈む手先で種を並べる。

種は分枝から、そのまま写しとる様に並べる。虫に食われて穴の開いた種もあった。

2本目の種を並べ終えた。一花に着く種は1粒から3粒であった。
この分枝の花は36個で種は80粒である。


同様にして4本の分枝からの種を全て並べ終える。

左側が分枝の最下部で結実時期が最も早い種である。
右側は分枝の先端部でその先にも種はあったが未熟で、取る事は出来なかった。
グリーンの線より左は種子が容易に採取できた種で発芽の可能性が高い。


かなりの空き部分が出来たので、春先に予定していた種を2条播いてしまった。
まだ、寒の内である。1週間程庭先に置いて、室内に取り込む事にする。
試験結果の予想としては、左側から順に発芽して来ると思うのだが・・・?

   「しけんして おもわくはずれ いかにせん」
コメント
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