紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・2021種子採取

2021-10-19 18:45:38 | 日記
「種子の採取を本格的にスタートする」
今まで、特に昨年の秋苗は生育が進んで、葉の黄変が進み殆ど種子の採取は終えている。
今春から生育中のムラサキは10月に入っても夏日を迎え、生育は盛んである。
種子の収穫時期の決断が出来ずに、延ばし延ばしでいる。


葉は黄色くなり、葉が落ち種は白変している。こうした枝から切り取っていく。

この枝は切り取っても良いのだが、週末まで残すことにする。
種はもう少し、黒くなって欲しいものだ。緑の濃い葉には黒熟の種が多い。黄変の葉では無理か?


先週、刈り取った葦の切り後である。秋草は枯れ始めたのだがまだ生育中で緑が濃い。

刈り取らず置いた葦。穂先を確認したかった。芒(ススキ)である。
染色材料としては「苅安」として使われる。小さな穂でそれと知れた。


刈り取った葦(苅安)は乾燥後、この姿で冬を越す。
秋苗の越冬には欠かせない土手草である。春には定植後、敷マルチとしも有効である。


大きなビニール袋に収穫した分枝から、種子を落し集める。
ポリのバットに落ちる音で種子の実入りを確認する。夜なべ仕事となる。
先週は、つい秋の草刈りを思い立って腰を痛めてしまった。
来春栽培予定の区画である。二日間寝込んで仕舞い、やはり畑は終わりかと・・・。
何とか歩ける様になった、・・・がまだ痛みが残る。

 「けつだんの できぬとしより あすにいき」
コメント
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