紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ、秋苗の準備

2018-08-07 20:18:28 | 染料栽培
「秋苗、日本ムラサキ播種」
昨年の種子、浮種検査メモ付きが出て来た。
特別にして、置き忘れと言う困った事態の結果である。
秋苗は止める事にしていたが、急遽秋苗の栽培計画が浮上してきた。
現在栽培中のムラサキで、秋苗の生育状況が最も安定している故でもある。



水不足に喘いだ中で、葉が黄変する事なく凌ぎ切った。
定植時の根が、既に充分太く長かった故であろう。



使い古した発泡スチロールの箱を苗床にする。
培土も春先の使用後の残りに、赤玉土にを追加して使用。

A,B,C,D.E の5列の溝に川砂を流し込む。発芽の兆しを早く知る為である。
A,B 列はメモ書きに即沈下種とあった。よく結実していて、発芽率は高いと思われる。
C,D 列は1時間後、2時間後に沈下した種の違いである。
E 列は浮種であるが、メモには発芽の可能性種を含むとある。



久方振りの発芽試験であるが、秋苗の栽培計画を検討する。
この苗床での育苗はしない。
発芽の兆しを確認した種は、育苗ポットに移して発芽させる。
1ヶ月の育苗後に畑に定植する。
晩秋には地上部は枯れるが、来春新芽が出るのを待つ。

計画は予定である。予定通りの進捗を願うのみである。



自宅庭先でモミジアオイの大輪が色鮮やかに咲き始めた。


   「ときめぐり おのずとひらく くれないや」
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