紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草(日本ムラサキ)の種 選別中

2014-11-20 20:45:31 | 紫草の栽培
紫草(日本ムラサキ)の種を選別中である。



あらかじめ、水に漬けて浮いてくる種は捨てる。しかし、1回だけだと解らないが、水を捨てて、捨てきれなかった浮種があると思い、再び水を注ぐと沈んだ種が連なって浮いてくる。

あれー!と思いそれも捨てて、また水を注ぐと・・・・沈んでいた種が注がれる水流に巻き上がって、また浮種となる?


これを繰り返す内に、どうもおかしい事に気付く。浮いた種を指先で触ると静かに沈んでいく。どうも表面張力で浮いていた様だ。そう言えば昨年も同じ様な事を経験した事を思い出す。




種の大小は発芽後に顕著となる。大きな種は双葉も大きく厚く茎も太く生育する。小さな種は双葉も小さく生育はおぼつかない。種を大、中、小と分けてみた。大分厄介な作業である。問題は小粒の取り分けである。



都合の良いメッシュが見つからない。2mm の網目は四角でぐるぐる廻すとほとんが網目をくぐり抜ける。残った種も裏から手で網目を擦るとパラパラと潜り抜けてしまう。。1.5mm 以下の種を採り除きたいのだが・・・。自作の用具を作成しなくてはなるまい。

2mm のメッシュを使いながら特大サイズの選別が可能である事に気付く。網の動かし方によって若干は残るのである。大きなゴミを取る為に勢い良く使っていたのだが、適量を静かに流し込み種が重ならない様に入れて軽く揺すると落ちない種がある。これは好都合である。径2.4mm 以上の種は極少量であるが残るのである。特大サイズを集める事ができそうだ。0.1~0.2mm の違いだが発芽後に大きな違いとなる。



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