紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

厳寒の2月ムラサキの発芽

2015-02-13 19:02:31 | 植物
ムラサキの発芽 2015 如月

この冬最強と言われた寒気に見舞われた2月、留守中の自宅の温室でムラサキは変わりなく発芽したが主が留守の故か少し元気がない。中には逆子も2粒、腹を立てた発芽か・・・すまん!



2/1に播種。ただし奥2列は発根種、手前2列は2粒が発芽、これは普通の種。種を播いて10日間沖縄へ避寒するが沖縄も寒かった。



10日間放ったらかしにされての発芽、発根種とは云え芽は出したが陽も受けられず些か元気が無い。右2列は管理人がいないので寝ている種が多い様だ。湿った砂が重いのかも知れない。



この苗は12月に発芽した越冬ムラサキ、本葉は4~7枚とマチマチだが2ヶ月を過ぎても生育は緩やかである。温室内の設定温度が最高20℃の故であろう。20℃が最低気温とならなければロゼット状態を脱することはできない。この状態で寒さに耐えるが、根の生育は盛んである。



この苗は11/4に発芽して急伸するが10cmで本葉は11枚先端にまとまっている。根元を見ると新しい芽が覗いている。これぞ越冬ムラサキと云えるのかも知れない。畑に移植したいが北信濃の春はまだ遠い。


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