紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・時ならぬ発芽

2020-11-13 19:48:13 | 染料栽培
「よもやの発芽に驚き」
秋苗用に播種(8/16)をして多くの発芽を見た(当ブログ2020ー09ー05)
発泡スチロールの苗床は1個では混み過ぎ、もう一つ準備して残り種を播いた。
この苗床の苗も全て畑に定植して空になり、庭先に放置したままであった。


放置の状態から片付けて、ビニールの空き袋を掛けて雨水避けをした。
好天の日に用土を広げて篩に掛けるつもりであった。


さてと、袋を取ると発芽後2週間を経た苗が多数ある。

10月末から11月に入って発芽した様である。
このままと云う訳にはいかない。室内に温室を準備する事になった。


昨年は温室なしで済まし、畑には定植した秋苗が春を待っている。
ただ、その苗の冬越しは定かでは無いのだが・・・。春先までの育苗は容易では無い。
この苗床には思い出す事がある。定植を前に雨水で水浸しになったのである。


軍手をサイフオンにして水抜きをして、その後苗は畑に移り空で乾燥の苗床状態が続いた。
ポットに取り上げてみると42個を数えた。かなり深い所から芽を出して来た苗もある。
半数近い苗に本葉が出ている。
かつて用済みの苗床が水浸しとなり、その後苗が発芽して来る事は知っていた。
ただ、庭草が枯れる時期に発芽とは思いも寄らない事である。
この苗の、春先までの世話が思いやられる。

    「としよりに こもりをたのむ なえどこや」
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