「日本ムラサキの紫根収穫始まる」
種の収穫も終わり、まだ緑が残る茎だが好天の日を待って紫根を収穫。
昨年までは紫根掘りと呼んでいたのだが、今年からは紫根取り出しと言った処か。
所謂、栽培装置なるものを作って栽培したので、随分と楽な作業となった。
まずは、筒型栽培装置から取り出す。
筒を開いて取り出した紫根である。
左端は、タキロンの浪板を筒にしたので用土に、その跡が残っている。
筒の素材としては充分な耐久性が有り、来年も使える。
周辺に散らかっている白い破片は別の筒素材、ポリカブレダンである。
筒作りは楽だったが、耐久性で失格。筒の中は保温性としては良かった。
風化が激しく、筒の上部はポロポロと割れてしまった。
筒の素材と紫根の生育結果は判然としない。
他に塩ビのパイプを使用したが、この取り出しは大変だ。
たまたま転がっていた径7.5cmの細いパイプであった。
上か下か、どちらからしか取り出せない。
ここには、未だ並んでいない。
筒型栽培装置を使えば、狭い庭先でも多くの収穫が可能である。
紫根に取って土離れが良い事が大事である。用土の工夫が決め手である。
栽培物は皆、土の良し悪しに掛かっている。
ひげ根ばかりが生育して主根が育たない株もある。
筒の長さが45cmである。ほぼ、予定した通りに生育をした株である。
根の太さは2.0cm前後が多かった。細根を取って、乾燥させる事になる。
筒型装置は主根が真っ直ぐに生育して、畑で畝を立てて栽培した紫根とは全く様相が異なる。
「くもなくて しこんがならび あせもなし」
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