紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草栽培、予期せぬ出来事

2016-09-07 20:57:55 | 紫草の栽培

「青桐の枝下し、被害を受ける」

 1週間自宅を留守にした。久し振りに孫と再会し紫草栽培を忘れた。
 出掛ける前に雨も有り、予報は雨の多い週間予報である。
 台風が3個列島に並び、欠航を心配したが上手いタイミングで沖縄へ飛んだ。
 帰宅後すぐに紫草の様子を見たが、雨はなく乾きに乾いた状態で萎れた姿の
 数株を見る。
 急遽、給水をするも、日も落ちて不十分のまま翌日に廻す。
 
 翌日カメラを持参して、1週間の変化を見るべく出掛ける。
 筒型栽培装置に青桐の小枝が1本落ちていて
 紫草の株を枯れた大きな葉が覆っている。 

 不思議に思って隣家を見ると、2本の青桐の枝は全て切り落とされ、
 2本の棒となって小鳥の巣箱が括り付けられている。




 一番、生育状況の良い箱形栽培装置を見て驚いた。
 既に3本の直上枝が枯れている。
 ブロック塀を越えて青桐の枝が落下、直撃した模様である。
 勿論、幹の切り口は隣家に有り、引き寄せて枝は片付けられて
 数枚の枯れ萎れた青桐の葉が地面に落ちているのみであった。
 




 直上する分枝は表皮1枚で緑を保っている。
 ビニール紐で何とか元の角度に戻してやるが、どうだろうか?




 あっちこっちで、枝が折れている。
 全て直上枝なので横向きの分枝は、折れたものと直ぐ判る。




 6本の折れて枯れた枝を持ち帰る。
 幸か不幸か、種の様子を調べる機会とする。




 先端はまだ花が咲き続ける枝で、種を採り集めようとするが
 なかなか種が枯れ枝から取れない。これには、ちょっとビックリだ。
 花も終わって葉が黄色くなる頃には、軽く触れるだけで種はコロコロと落ちる。



 数えてみると総計204個+4個(傷種)であった。
 数は意外と多かった。果して、どんな種であろうか?


  「あおぎりの おおきなはっぱ こうふこう」







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 栽培装置の紫草、生育状況(8... | トップ | 紫草栽培、予期せぬ出来事(... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

紫草の栽培」カテゴリの最新記事