紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・双葉の威力

2020-01-26 19:36:34 | 薬草・薬用植物
「双葉(子葉)の底力を見る」
苗床で沢山の苗が発芽している。既に双葉が大きく開いた下からの発芽もある。
丁寧な播種を心掛けなかった故でもある。それ故か、双葉は開いたが根のない苗があるのには驚いた。


この苗はポットに移して今後の生育を見る事にする。1ヶ月後には多分長い根を伸ばしている事だろう。

通常、発芽時には根は3〜5cmも長く伸びている。

これは、種が地上部に出ていて根が折れ曲がって生育して双葉が開いたと思われる。

テッシュペーパーで長い根を包んで、双葉の向きを矯正する。

12月29日のメモがあるポットから苗を取り出して見た。根無し双葉の前例結果である。
本来なら捨てるのだが、結果を見たかった。双葉が開いた意味が隠れている筈である。
2本に分かれて生育を始めた根、僅かだが生育点を見せ始めた根、すっかり長い根を伸ばし始めた根である。
双葉(子葉)に依る生育結果である。よくぞ、ここまで生きながらえた物である。
畑で11月まで、更に長い生育の道のりである。


同じ苗床が2個ある。ポットに移して育苗すべきなのだが、スペースが無い。
早く畑に持って行きたいのだが、当地での定植は6月近くである。困惑する事、頻りである。

   「よろこんで あとさきみずに したりがお」


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