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【釣】勘違いのすえ更なる精進を誓う (2018/06/02 ショウサイフグ 野毛屋)

2018-06-08 06:04:00 | 釣り
白子シーズン真っ盛りのショウサイフグ釣行。
ヒラメを挟んで釣り教室もあったから、野毛屋さんは1ヶ月振りでも久しぶりという感じがする。

5:10着で18番目と混んでいるものの、今日は2艘出しだから席に余裕はあるでしょう。


(お久しです。)

健船、勇治船ともに両艫5名分ほどがすでに取られてる。
舳も1、2名分が埋まっているから、健船の右舷舳を選ぼうと思ったけど、何度かお見掛けしている常連さんが収まっているので、競合を避けて左舷舳2番目をチョイス。

潮ケツの釣り座と常連さんを天秤に掛けて、競合を嫌ったのですよ。
この時は潮ケツでもどうにか出来ると思ったのですがね。


(潮はこんな感じ。)

釣り座で準備をしつつ左右の方々の道具建てを見ると、お二人とも湾フグをやり馴れている模様。
どっちみち競合になっちゃいますか。
左舷は8名で出船。


(良い天気だ。)

釣り座に余裕があるから移動中は寝そべって青空を眺めてうとうとする。
お日様が暖かくて海風が気持ち良いし、揺れも心地好い。
良い季節だねー。



(見慣れない景色だぞ。)

速度を落とすエンジン音の変化を聞いて起き出し周りを眺めると、見慣れた大貫沖の景色じゃない。
大貫から更に湾奥の木更津沖だよ。
野毛屋さんでこのエリアは始めてだ。

後で船長に聞いたら、大貫沖は朝のうちが釣れないから最近はこのエリアでやってるそうだ。


(木更津だよね。)

アンカーを打って、釣り開始。
持ち込んだ前回の余りエサを有効活用するため、スタートは自作のチラシ仕掛けを使用。
潮がそれなりに早くて10号でも艫側に流れていく。

早潮では、斜めに出るラインに対して竿先を90度に保ち、ラインの角度の延長線で誘い上げるようにする。


(彼方にはアクアラインが見える。)

両隣の人達は潮先にキャストして打ち返しのペースも早いから、お祭りを避けようとすると投入スペースが限られる。
仕方ないので船下を基本に釣ることにしましたよ。
お祭りにならない程度にピッチは早く、でも、じっくりと誘う。


(岸に見えるのはコンビナートかな。)

艫側でポツと型を見るけど音沙汰なし。
暫くして徐々に胴の間でアタリ、気配が近付いてくると、左隣の方、自分を飛ばして舳の方が型を見る。

キャストしたくなるのを堪えて誘い続けると、微妙なアタリが出てアワセをくれるも掛からない。
いるぞ、いるぞ、と集中して続くアタリにアワセると、ガッ!と手応えあり。

隣の方の写真を撮ってた健船長が気付き、覗き込んでる視線を感じつつ抜き揚げると、


(おまえか。)

ギマ。
引きは楽しめたけど、お呼びでないっすよ。
船長と、ギマかー、とハモっても平然を装って打ち返す。

鋭利な小さくて短いアタリは大抵ギマなんだよね。


(9:00までかかりましたよ。)

その10分後、待ちに待ったそれらしいアタリでアワセ一発!やっと型を見た。
プリッとしててサイズ的にも丁度良いショウサイだ。

オデコが消えると力が抜けるのか、その後は30分に1匹のペースで獲れる。
どれも船下で。
左舷側を見渡しても、頻繁に揚がってないようだから、頭2つ、3つは抜けてると思う。

でも、群れが小さいのか、左舷側で連続で揚がるのは希だし、潮ケツのこちらまでなかなか回ってこない印象で、我慢の釣りだ。


(5匹目。)

ツ抜け折り返しの5匹目が10:40分。
このあとは底りから上げ潮に変わるものの、風向きも変わるので潮ケツのままだ。
条件は厳しいから丁寧な誘いを心がける。

ポツポツと追釣するものの上げ潮ではペースダウン、更に厳しい展開になる。
それでも、左舷ではトップじゃなかろうか。
周りとはトリプルスコアくらいの差になってるはずだ。


(こいつがラスト。)

捌きタイムになって、あと2匹~と念じて誘い続けたものの音沙汰なし。

結果は8匹。白子は5腹分。
型が良いから白子もデカイよ。


(沖あがり。)

陸にあがって旦那さんと話して始めて、トップは右舷舳の方で20匹だと知った。
良い勝負が出来てると思ってたところが、よもやダブルスコア以上離されていたとは・・・背中が煤けちまってるぜ。。。

まだまだ修行が足らないということですね。
早潮でも潮ケツでも、どこの釣り座でも勝負できる腕になりたいもんだ。

精進しますよ。


・ショウサイフグ : 8
・サバフグ : 1 (リリース)
・ギマ : 1 (リリース)
船中0~20
中潮


🐡