釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】ショウサイフグの麻婆白子、フグ飯、他

2018-06-22 06:03:00 | 釣魚料理
6月15日(金)の野毛屋さんへの平日釣行は、ラストに爆発して思いがけずの竿頭。
今年2枚目の頭シールゲットで目標達成まであと1枚だ。

白子率も高く、大振りパンパンのを手にしたところで、かねてから料りたかった品に挑戦することにした。

それは、フグで仕立てる(白子でだけど)肉料理(豆腐の代わりだけど)の第4段、麻婆白子!


(これだー。)

何かのテレビ番組で、どこかの中華料理店の名物メニューであるのを見て、これだ!と閃き、最盛期の白子で挑戦したいと思っていたのですよ。

テレビではタラの白子だったのを、とれとれプリプリのフグの白子で、しかもそれを、これでもか!と奢り、レシピは「dancyu」の「日本一のレシピ」と唱われた特集号にあった、陳建一氏の麻婆豆腐から頂戴した。
こりゃ既に家庭料理の域を超えますゼ。


(良い白子ですよ。)

花山椒があれば更にレベルが上がったろうが、それでもピリ辛の中に引き立つ挽き肉と数種の醤の旨味、それを優しく包み込むような白子の濃厚なコク。
かつて大連でいただいた本場モノに迫る出来だ。
自分で自分を誉めてあげたいぞ。

しかし、残念ながら、かみさんは白子で敬遠し、子供たちは辛いだろうと見送り、これを味わうのは自分独り。
味見だけでもしてみない?という誘いにも、かみさんは乗ってこない。
この感動を分かち合えないとは、切ないのう。

ちなみにこれまでのラインナップは、
第1段は「アカメフグ南蛮」
第2段は「ショウサイフグのカシューナッツ炒め」
第3段は「アカメフグのフグタ(酢フグ)」
どれもお勧めです。


(もう一度載せる。絶品ですよ。)

そのほかは、刺身は毎度必ず付けるとしても、家族の消費量が確実に減ってきている。
有り難みが薄れたか。


(定番。)

唐揚げも毎度なんで子供たちの食い付きも落ちて来ている。
旨いんだけど、マンネリなんだろうか。


(これも定番。)

ならば、とフグ飯を仕立てた。
油揚げとシメジ、炙った中骨と共に炊き込み、蒸らしの段階で身を合わせる。
これは久しぶりだからか評判が良くて食が進んだね。

麻婆との組み合わせは考えものだったけど。(麻婆には白飯ですよね。)


(久しぶり。)

ゲストのシロギスは糸造りでいただく。
久しく投げ釣りに行ってないし、暫く振りだけど、爽やかな旨味が良いね。


(ちょっとだけのシロギス。)

フグ尽くしと言えるものの、和・洋・中で統一感に欠ける食卓か。
旨いから良いんだけどね。


(集合写真。)

これだけ仕立てても3匹の身欠きと2腹の白子が残ってるから、翌日に持ち越し。
漬けにしようと思ってるけど家族の食い付きはどうだろうか。
難しいのう。

・ショウサイフグの麻婆白子
・ショウサイフグの刺身
・ショウサイフグの唐揚げ
・ショウサイフグのフグ飯
・ショウサイフグの薄皮の湯引き
・シロギスの糸造り


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