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【感】三国志展で「リアル三国志」を観る

2019-09-04 05:55:00 | 日記
三国志展は7月9日~9月16日まで東京国立博物館で、10月1日~2020年1月5日は九州国立博物館で開催される。

「リアル三国志」を合言葉に2009年に発見された曹操高陵の出土品を始め、呉の武将朱然の墓の副葬品なども展示される。
しかも全てが撮影OKとはありがたいですな。


(関羽像。)


(張飛と関羽。)


(阿斗を抱える趙雲。)

三国志に疎いかみさんは音声ガイドを借りての観賞。
こっちは片っ端から撮影しまくりだ。

展示物は絵、調度品、像、壺、武器、装飾品など多彩。

とりわけ、当時の武器の展示にはテンションが上がりますよ。


(銅剣。)


(矛。)


(戟。)


(蛇矛。)


(弩。)


(張飛の蛇矛のレプリカ。)

中には「三国志演義」で張飛が使っていたとされる一丈八尺(約4.4m)の蛇矛のレプリカがあって、釣竿より長い。
これで戦なんて絶対無理だろうて。

先に見た青銅の矛との格差が凄いよ。


(前漢時代の壺。)


(三国時代、呉の釜。)


(曹操高陵から出土した白磁。)


(曹操高陵。)

曹操の高陵から出土した白磁には目を奪われた。
豪華な装飾など一切ないが味がある、曹操らしいと思える埋葬品だ。

この壺の出土がきっかけで白磁の起源が300年遡ったそうだ。


(左から呉蜀魏の銅銭。)


(三国時代の竹簡。)



(三国時代、曹操の甥、曹休の印。)

銅銭や竹簡など、当時の生活が伺える品もある。
数々の印もあったけど、曹休の金印にはテンションが上がったね。


(三国時代の璧。)


(同じく圭。)


(後漢時代の金製帯金具。)

宝物や装飾品も多数展示されていて、前回「始皇帝と大兵馬俑展」で展示がなかった「璧」が観れたのは良かった。

[その時はこちら]

曹操の書とされている拓本も展示されている。


(曹操の書とされる拓本。)

曹操のイメージからは想像出来ない優しい書体だ。
本でしか知らない人物が書いた書を観ると、一層その人の存在を実感出来る。


(赤壁の孔明の矢を再現。)


(横山光輝の原画もあった。)

多彩な展示物にテンションが上がりまくって写真も撮りまくり。

見応えのある「リアル三国志」を堪能しましたよ。


(記念に購入。350円也。)

お土産にちょっとちゃちい三国志トランプを購入。


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