釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】親子DEエンジョイフィッシングスクール (カワハギ 2019/08/25 光三丸)

2019-09-09 05:50:00 | JOFI神奈川
JOFI神奈川が主宰する「親子DEエンジョイフィッシングスクール」。

釣りが始めてや初心者の親子向けに、JOFI神奈川のインストラクターが同行して支援しつつ、釣りを楽しみましょう。というイベントです。

今回は長井漆山港の光三丸さんでカワハギ釣りです。

カワハギはエサ取り名人と言われテクニカルな釣りもの。
直近の釣果が渋いのが気になりますが、何とか釣っていただきたいです。


(こちらの船です。)

今回は12名の親子に6名のインストラクター+アルファーでサポートします。

私が担当の親子さんはカワハギ釣りは経験済みで、数種類の仕掛けやオモリを用意されていました。
研究熱心ですね。

おさらいのために、エサのアサリの付け方とカワハギの基本的な釣り方をレクチャーします。

7:30に出船して早々に長井沖で釣り開始です。


(長井沖で。)

潮は緩く波もないので釣りやすいコンディションですが、カワハギは顔を出しません。

アタリがあって掛けても揚がるのはトラギスばかり。
トラギスは天ぷらで美味しくいただけますから、おチビ意外はキープです。


(頑張ってね。)

アタリがないままエサのアサリを綺麗にイカれるのはカワハギかフグの仕業。

キタマクラも出ますが、お子さんがショウサイフグを2匹揚げました。
刺身が美味しいサイズなものの、当然リリースです。


(ショウサイフグ。)

船中なかなか本命の型を見ません。
トーナメンターのインストラクターも竿を出していますが、カワハギは音沙汰ない状態です。

本命は出ないものの、飽きない間隔でトラギスが掛かって魚の引きを感じられる分、まだましでしょうか。


(お子さんが釣ったチビオニカサゴ。)

ようやく船中でポツとカワハギが揚がりますが単発止まり。
数十分に1匹が船中どこかで揚がる程度です。
トラギスの釣果は順調に伸びていますがね。

色々とアドバイスはするものの、只でさえテクニカルなカワハギ釣りでこの渋い状況では打つ手なしです。
救いはお父さんとお子さんでカサゴを釣ってくれたことでしょうか。

「これでお刺身が食べられる」

と喜ばれていました。

残り時間が迫る中では掛かったら、カワハギー、カワハギー、と声に出して祈るしか出来ません。

そんな祈りが通じたか、お父さんが最後の最後に良型のカワハギを揚げてくれました。
型を見た瞬間は、やったー!と皆で叫びましたよ。


(やっとのカワハギ!)

記念撮影の後はすかさず血抜きを請け負い、お父さんには追釣を狙って打ち返して貰いましたが、残念ながらそのまま沖あがりとなりました。

本命のカワハギは親子で1匹でしたが、それなりの肝がありそうだったので、ご家族でカワハギの肝会えを堪能いただけたでしょうか。


(集合写真。JOFI神奈川のホームページから。)

タフなコンディションに当たってしまい、本命が見れないご家族もありましたが楽しんでいただけたでしょうか。

良い時も、悪い時もあるのが自然相手の釣りです。
またの機会に釣っていただけるよう、スタッフ一同お待ちしています。


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