野毛屋さんの夏休み開け営業初日の9月7日(土)、お客が殺到するかな、と早めの4:50に到着すると待ち行列は6番目。
(朝の船上から。)
(潮はこんな感じ。)
(出船。)
大貫沖に到着してみると、海面が鏡のようでベッタ凪だ。
(ベッタ凪だね。)
(軸から折られた。)
(富士山が見える。)
しかし、そんな渋い時こそアタリを出すために丁寧に優しく気持ちを込めて誘う。
(型は良いぞ。)
サバフグ。
(追加。)
サバフグが。
(タンカーと富士山。)
誘いを小さくしてもサバフグ。
(サバフグばかりが貯まる。)
(単独富士山。)
左舷でオデコは自分だけだから、既にショウサイを揚げてる周りの方も自分が掛けると、ショウサイ来たか?と一緒に水面を覗き混んでくださる。
(嬉しい1匹。)
抜き揚げて違う柄が見えた瞬間、やっと来たー!、と安堵の声を挙げて、周りの方から祝福をいただきましたよ。
(サバの中で光る1匹。)
そしてこのまま沖あがり。
先週の分がまだ残ってるから、サバフグはリリースする旨を告げて、捌いて貰ったのはショウサイフグ1匹。
(いただきもののタチウオ。)
すると健船長が、前日に乗った釣果のタチウオをお裾分けしてくれた。
(沖あがり。)
良型のサバフグに虐げられてショウサイフグは肩身を狭くしてるのだろうか。
予想に反して人が少ないな。
しかし、宿前に並んだのは強者の常連さんばかり。
かく言う自分も既に常連ですがね。
釣果的には弱者だけど。
(朝の船上から。)
釣り座は左舷艫2番目をチョイス。
隣の大艫に入られたのは宿でも「上手なMさん」と呼ばれ、常に竿頭という異次元に居られる常連さん。
ご同船するのは7月5日(金)の平日釣行以来ですね。
「お隣で勉強させていただきます。」
とご挨拶する。
「異次元の誘い」を盗み見させていただきますよ。
(潮はこんな感じ。)
フグ船は総勢10名ほどで、休み前の釣果が奮わなかったからだろうか、休み明けの週末にしては少ない。
日差しが強くて風もないから船上で準備する最中から汗がダラダラ。
出船して走る海風に吹かれてようやく人心地つく。
(出船。)
大貫沖に到着してみると、海面が鏡のようでベッタ凪だ。
お隣のMさんと、凪倒れにならなきゃ良いね、と心配する。
釣りを開始しても、なかなか「型見たよ」のアナウンスが出ない。
凪で潮も緩いにしろ、朝のサービスタイムに反応がないのは嫌な予感がするな。
凪で潮も緩いにしろ、朝のサービスタイムに反応がないのは嫌な予感がするな。
(ベッタ凪だね。)
暫く誘っていると、誘い下げの着底前にガツガツと食うアタリで掛ける。
竿がしなって、大物のゴンゴン叩くようなサメともエイとも違う引きに、マゴチだと嬉しいな、とギリギリとリールを巻いて来ると、胴回りが10cmを超えるウミヘビがトグロを巻いて揚がってきた。
取り込んでドッタンバッタンのたうち回るのを抑え付け、仕掛けを外すのに格闘する。
苦労した仕舞いには、喰ってたエサバリをへし折られてようやくカットウが外れた。
ウミヘビは写真も撮らずにすぐさまリリース。
一投でカットウを交換とは痛いぞ。
(軸から折られた。)
大立ち回りのあとは沈黙。
船下でもキャストしても反応なし。
野毛屋さんの夏休みで1週間釣り場を休めたはずなのに、状況はショウサイの釣果が1匹だった1週間前のままのようだ。
参ったね。
(富士山が見える。)
しかし、そんな渋い時こそアタリを出すために丁寧に優しく気持ちを込めて誘う。
今こそ成長した姿を見せるのだ!
すると、出ましたよアタリが。
しかも一発で掛けて、してやったり。
修練の賜物だな、ヤルじゃんオレ。と、自画自賛で抜き揚げたのは、
(型は良いぞ。)
サバフグ。
連中が幅を利かせてるのも1週間前と同様のようだ。
それでも、2時間振りの活性にモチベーションは上がり、更なる誘いを続ける。
力まず欲しがらず優しくしなやかに、目指すは無想だ。
すると応えてくれますよ。
(追加。)
サバフグが。
飽きない程度に間を置かずアタリが出るものの、どれもサバフグ。
型が良いから引きを楽しめるけどね。
そのうちにショウサイが混ざるだろうと楽観的に考えていたものの、サバ、サバ、サバと、アタればサバフグ状態。
(タンカーと富士山。)
誘いを小さくしてもサバフグ。
「サバが嫌だったらオモリを変えた方がいいよ。」
と船長からアドバイスを貰って、これまで信頼と実績の金メッキナツメ8号だったところ、手持ちで一番地味な艶消し黒にしてみる。
すると確かにアタリのペースが落ちる。
やはり金ピカは集魚効果が高かったんだな。
アタリの出方も心持ち小さくなったような気がする。
それでも顔を出すのは、サバフグ。
(サバフグばかりが貯まる。)
午後になっても獲れるのはサバフグのみだ。
お隣のMさんはポツとショウサイを揚げてるからいることはいるんだな。
いつかは来るだろうと思ってたのが来ず、刻々とあがりが近づいて来ると、焦りが出てくる。
今日はダメなのか、と弱気にもなる。
(単独富士山。)
左舷でオデコは自分だけだから、既にショウサイを揚げてる周りの方も自分が掛けると、ショウサイ来たか?と一緒に水面を覗き混んでくださる。
何度、サバかー、とハモったことか。
誘いを小さくしてるから巻きバレもあって、これはショウサイだろう、というエサの食われ方があると益々焦る。
船上で捌きが始まる直前の14:15。
やっと来てくれましたよ。
(嬉しい1匹。)
抜き揚げて違う柄が見えた瞬間、やっと来たー!、と安堵の声を挙げて、周りの方から祝福をいただきましたよ。
ご心配をおかけしました。
やっと揚げたこの1匹の痺れる喜び。
これも釣りの魅力なんだな。
(サバの中で光る1匹。)
そしてこのまま沖あがり。
先週の分がまだ残ってるから、サバフグはリリースする旨を告げて、捌いて貰ったのはショウサイフグ1匹。
2週連続で本命は1匹のみだ。
トホホ。
(いただきもののタチウオ。)
すると健船長が、前日に乗った釣果のタチウオをお裾分けしてくれた。
指4本分のなかなかの型だ。
嬉しいお土産ありがとうございました。
(沖あがり。)
良型のサバフグに虐げられてショウサイフグは肩身を狭くしてるのだろうか。
今年はショウサイが少ない、とベテランのMさんが言われるからにはそうなのだろう。
「嬉しフグを110匹釣る」という今年の目標は、いまだ実績43匹。
秋から始まるアカメに期待するしかないのか?
先は遠いな。
・ショウサイフグ : 1
・サバフグ : 12 (リリース)
・ウミヘビ : 1 (リリース)
船中0~5
小潮
🐡