JOFI神奈川では海面、渓流、鮎と、釣りのジャンルごとに部会が組成されている。
オオモンハタ。
サイズは15cmのおチビですがね。
ハリス切れに疲れたんで、コマセのシャクリに戻して良型のアジを追加したものの、ここまで。
Mさんは泳がせ用の胴突きやウイリーなど複数の仕掛けを準備していた。
1位はMさん。
自分は海面部会所属だけど、鮎部会にも片足を突っ込んでいる。
部会が異なればインストラクター同士が普段顔を会わせる機会がないから、親睦を深めるために3年振りに懇親釣り会を開催することになった。
場所は相模湾。
釣り教室でお世話になっている片瀬漁港のしまきち丸さんで五目釣りだ。
コマセ釣りならば船釣りをやらない渓流、鮎部会の方でも釣れるでしょう。
総勢13名の仕立て船で7:00に出船。
今回は五目釣りなんで魚種によるポイント制で争う。
同一魚種ならばポイント加算は1回のみ。
つまり、同魚種の数釣りでは優劣が着かないから、全員にチャンスがありますよ。
ただし、同じ魚種でもサイズによってポイントが異なる魚が設定されている。
例えばアジは40cm超は2ポイント、それ未満は1ポイントだ。
多種目を釣るのが入賞への近道ね。
釣り座抽選の結果は左舷胴の間。
大艫を狙っていたところひとつ前の抽選で取られちゃったよ。
隣には共に鮎釣り修行中のMさん。
Mさんはかつてハナダイ釣りで野毛屋さんに通い詰めて俊船長に鍛えられたそうで、コマセ釣りが得意。
逆に自分はコマセ釣りはアジしか経験がないから隣で技を盗ませて貰おう。
江の島を横目に東進して岸からそう離れていない浅場から釣りを開始。
仕掛けは支給されたイナダ五目用の2本バリ。
FLビシは60号指定。
アミコマセに付けエサはオキアミ。
タックルはLIGHTGAME7:3に久し振りにForceMaster800を引っ張り出した。
底から10mの範囲を誘えとの船長指示でコマセを撒き続けるも、反応なし。
暫し打ち返していると船中でソウダガツオが掛かり出す。
こっちも、回収中に食い付いて走り回られるのを強引に巻いて抜き揚げる。
あちこちでソウダ祭りに発展。
ひどい時はコマセ詰め中に海面に落ちていた仕掛けにまで食い付く始末よ。
表層のソウダをかわしても中層にはゴマサバの群れがいる。
落とし込みの途中で食われて仕掛けを止められちゃう。
ソウダとサバをかわして底まで仕掛けを落とせてもそこにはサバフグが群れていて、仕掛けを止めるとハリスごと切られちゃう。
参ったね。
早々にソウダとサバで2ポイントを稼ぎ、サバフグはポイント外だから他の魚種を仕留めたい。
底を切って仕掛けを止めずに誘い続けねばならないか。
隣のMさんはハナダイで鍛えた流れるようなシャクリが見事で、コンスタントに小アジを揚げている。
コマセと仕掛けがしっかり同調しているからなのだろう。
こちらもコマセの帯を作って仕掛けを入れているつもりなんだけど反応が遠い。
同調出来ていないのだろうな。
コツが良くわからず愚直にシャクリ続けていると、ククンとアタリ。
聞きアワセると活性あり。
掛かったね。
電動オンで巻き始めるとそれなりの手応えで突っ込むような引きを見せる。
タイ系か?
期待とともに揚がったのは良型のハナダイ。
おチビハナダイしか揚げていないMさんが先を越されたと悔しがる。
Mさんが得意科目のハナダイだからね。
そのMさん。
釣った小アジで泳がせ釣りに切り替えて一発大物を狙いだす。
こっちにはアジが掛からんから夢は追えない。
暫くするとMさんの置き竿が突っ込んだ。
ヒラメか!?と皆が注目する中揚がったのは、
オオモンハタ。
50オーバーの良型だ。
これは羨ましい。
魚種が増えないから根魚を狙うためにアミコマセに紛れている小魚(サッパ?)を切って身エサを落としてみる。
すると、こっちにも来ましたよ!
オオモンハタが!
サイズは15cmのおチビですがね。
写真撮影後にリリースしましたよ。
せめて持ち帰れるサイズなら清蒸鮮魚にしていただくのに。
今度は、アマダイ狙いで底でタナ取りするとサバフグにハリスを切られまくり、針の消費が痛い。
ヤツはどんだけ湧いてるのかね。
頻繁に動かしてサバフグを躱そうとするとアタらない。
何とかガンゾウビラメを釣り揚げ1ポイントをゲット。
ハリス切れに疲れたんで、コマセのシャクリに戻して良型のアジを追加したものの、ここまで。
13:00の沖あがりを迎えた。
結果は6目で6ポイント。
入賞には至らなかった。
あと1ポイント取れていれば同率3位だったのに。
Mさんは泳がせ用の胴突きやウイリーなど複数の仕掛けを準備していた。
針も仕掛けも準備せずになりで臨んだのがダメだね。
タックルバックにあったLTアジ仕掛けと4号ハリスと丸海津バリで船上で吹き流し仕掛けを自作して使ったけれど、釣果に繋がらず。
1位から3位の入賞賞品はキャスティングの商品券がそれぞれ2万円、1万円、5千円。
豪華だよ。
大物賞はタックルボックス、ブービーはクッション。
1位はMさん。
大物賞もMさんのオオモンハタで賞品の2重取りだ。
もう少し頻繁にアタればもっと盛り上がったろうけれど、普段やらない釣りは良い経験で楽しめた。
来年の懇親釣り会では準備万端で臨んで入賞を目指しますぜ。
・ハナダイ : 1
・アジ : 1
・オオモンハタ : 1(リリース)
・ゴマサバ : 5(リリース)
・マルソウダ : 4(リリース)
・ガンゾウビラメ : 1(リリース)
🐡
日曜釣行は下拵えと調理まですると翌日がある身には堪えました。
たった2匹の持ち帰りでしたけどね。