釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】親子DEエンジョイフィッシングスクール2017 (LTアジ 9/24 三喜丸)

2017-10-16 06:01:00 | JOFI神奈川
JOFI神奈川が主宰する「親子DEエンジョイフィッシングスクール」

釣りが始めてや初心者の親子向けに、JOFI神奈川のインストラクターが同行して支援しつつ、釣りを楽しみましょう。というイベントです。

9月24日に金沢八景の三喜丸さんで開催したLTアジの回に初参加してきました。


(ホームページから拝借。)

参加者は小学生のお子さんを中心に、引率のお父さんやお母さんを加え16名、片舷8名づつに分かれたところに、JOFIのインストラクター6名+αが同船します。


(幟を立てて準備中。)

竿やリールの使い方から仕掛けのセッティング、釣り方までしっかりレクチャーしますよ。
ライフジャケットもJOFI神奈川で用意するのでご安心ください。


(出船待ち中。)

自分は左舷舳のお父さんと小学生の兄妹の3人を担当して、沖に出たらお子さんたちに張り付いて釣りの支援。


(八景沖で釣り開始。)

活性がイマイチなのか、何度か打ち返しても船中ポツとしか揚がらない。
お子さんたちは巻き上げとコマセ詰めを頑張ってくれてるけど、段々とテンションが下がってきてるのが明らか。

これはヤバイ。
と全員の仕掛けをスタート時の大物用3号ハリスから1.5号に変更し、エサもアカタンからアオイソメに切り替える。
そこは海千山千のインストラクターがいるJOFI神奈川、何とかしますよ。

すると、ポツがポツポツ、ポツポツからガンガンとアタリ始めて、ようやく船中が活気づく。


(金アジゲット。)

こちらはエサ付け、抜き揚げ、針外し、オマツリほどきと、忙しく動き回るけど、

「きたよー!」

と目をキラキラさせてリールを巻き、揚げたアジを嬉しそうに手に取る姿に癒されます。


(ようやくバケツが賑やかに。)

中には大アジやダブルで揚がることもあって、子供たちと一緒に歓声をあげる。
無邪気に声をあげて釣果を喜ぶなんて久しくなかったな。

始めは話しかけても恥ずかしがってうつ向いていた子が、釣れるにしたがって、愉しそうに積極的に話しかけてくれるようになって、嬉しかったよ。


(沖あがり後にかき氷をいただきました。)

沖あがり時には親子3人でアジが57匹。何とか形になりました。

お父さんからお礼をいただき、子供たちからも、

「楽しかった。ありがとう!」

と言われると、ほっこり。疲労感も吹き飛びますよ。

アジは美味しくいただいたかな?
アジフライをお勧めしたけど、堪能したかな?
子供たちの愉しい思い出になって、これを機に釣りに興味を持ってくれたら良いな。


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【食】ショウサイフグの刺身・唐揚げ

2017-10-12 06:01:00 | 釣魚料理
9月30日の一郎丸さんでのショウサイフグ釣行は11匹で次頭の成績。今季初ツ抜けで納得の釣行でしたね。

一郎丸さんではスタッフ総出で身欠きになったフグを綺麗に洗って袋詰めまでしてくれたんで、家に帰ってやることなし。そのまま袋から出して下ろせば良し。楽チンだね。

まずは当日に刺身でいただくために、身質の良さげなヤツを物色する。


(綺麗な身欠きだよ。)

と、そこで気付いた。
身着きがイマイチ良くない。どのフグも線が細くて中骨が浮き上がっちゃってる。まるで産卵後のようだ。

念のため、週明けにT1さんに確認しても同様の回答だったので、竹岡沖のショウサイは大貫沖のに比べて痩せている。と結論付けた。
エサとか運動量とかの関係なんですかね?


(味は良かったよ。)

小振りの1尾を刺身に下ろして、オープニングヒットでゲットしたマルアジと合盛りにする。

味の方は大貫沖のと遜色はなく、やはりショウサイは旨いですな。
そこでマルアジも生姜正油でいただくと、コリコリの食感と爽やかな旨味がまた良い。
ショウサイの上品な白身から野趣を感じる青魚の旨味へと、味の変化が楽しめて、この合盛りはイケますよ。


(久しぶりの唐揚げ。)

翌日は法事があったから妹夫婦と母親に5匹をお裾分けして、残った5匹を全て唐揚げに仕立て晩御飯のメインでいただく。

定番だけど裏切らないねー。
ホクホクして、いくらでも食べられそうだよ。
前回カワハギの時に、フグは飽きた。と言っていたかみさんもしっかり箸が進んでるし。

釣り味も食味もフグが良い。と再認識した他流試合でしたね。

・ショウサイフグの刺身
・マルアジのタタキ
・ショウサイフグの唐揚げ


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【釣】トラブルも面目は保つ (ショウサイフグ 9/30 一郎丸)

2017-10-08 07:10:00 | 釣り
始めての湾フグ釣りから約3年、月1ペースで野毛屋さんに通って2年半、始めて他船で湾フグに挑むことになった。

選んだ船宿は鴨居の一郎丸さん。
直近で20や30を越える釣果が出てるのにはビックリで、ぜひその波に乗ってみたいとT1さんと皮算用の上での決断。
いつかは湾フグの他流試合をしてみたいと思ってはいたけど、想定よりちょっと早くその時が来ましたね。


(お初です。)

T1さんに4:00にピックアップいただいて、現着が5:20くらい。野毛屋さんに行くよりも約30分余計に掛かるな。

鴨居大室港は思っていたよりこじんまりとして、周辺の道路も狭い。T1さんが案内された駐車場もこじんまりで、他車の駐車で待たされたうえ、自車の駐車も苦労したそうだ。
20分くらい戻って来ないから待ちくたびれて、先に船宿で無料のカップ麺をいただいちゃってましたよ。


(鴨居大室港。)

人気船宿だけあって、到着時点で既に15人分ほど釣り座が埋まってた。左舷舳側の並びをチョイスして、3番がT1さん、4番が自分。
最終的には左舷14人、総勢30人くらい乗ってたけど、大型船のお陰で釣り座は窮屈じゃなかったよ。


(左がフグ船。)

受付時に番号札を貰えて、沖あがり後にこの番号順に捌いて貰えるそうだ。なるほど。

船宿の目の前が船だから荷物の移動も楽。出船前は多くのスタッフさんがキビキビと準備に動いていて活気がある。お客さんとのやり取りもアットホームで良いね。
隣のタチウオ・アジ船もほぼ満員じゃなかろうか。
さすが人気船宿だ。


(いざ出船。)

出船は7:30。
釣り場は竹岡沖だそうで根が混じるらしい。
駐車待ちの間にT1さんが、毎週通ってる常連さんとお話しして色々と教わってきたことを連携してくれた。
この常連さんは右舷の舳にいらっしゃいました。毎週とは羨ましい限りです。

我々が野毛屋さんが定宿という情報も伝わってるから、無様な姿は晒せませんよ。


(竹岡沖。観音様がいました。)

20分程で到着。
アンカーを入れての掛かり釣りだけど、アンカーの上げ下ろしは操舵室から全自動操作だ。さすが大型船。
野毛屋さんだと健船長が右舷を走って行くよな。

開始のアナウンス時に船長が根の状況も教えてくれての第一投。
仕掛けは胴突き1本針にカットウ仕掛けの組合せ。風はそよそよで波もないから釣りやすい。


(潮はこんな感じ。)

竹岡沖はカワハギで有名だけど釣りをするのは初めて。根があるならアカメが出たら嬉しいな。
着低して誘い始めるけど真下に根はないから粒根のようだ。そんなに気にせずに釣りが出来るから良かった。

暫く誘うと、チョコチョコとつつくようなアタリが出て、ファーストヒットはマルアジ。
タタキでいただく用にキープしましたよ。

その次は竹岡沖だけに、カワハギ。
前回の多希志丸さんでの苦労は何だったの?ってくらいすんなりと枝針に掛けましたよ。


(でも、おチビなんでリリース。)

開始10分程で2目をゲット。
潮は緩いけど朝のサービスタイムは魚の活性が良さそうだ。

すると間を置かずにゼロテンの竿先がチョンと沈んでアワセ一発、サクッと掛けて型を見た。船中3番目くらいかな。


(これは2匹目。)

エサが残ってるから直ぐさま打ち返すと、ほぼ連チャンでショウサイをゲット。開始20分でこれは良い感じだよ。

「マジすか!?」

と横でT1さんが唸る。
前回のカワハギがスソだったからこれくらいじゃないとね。

周りでもポツポツ揚がり始めるけど、暫くするとギマやサバフグが顔を出し始める。
アタリが遠退くと船長は小まめに探索して入れ替えてくれるのは良いね。


(探索中。)

サバフグとギマを揚げたところで誘い方を変える。
誘い幅を小さくし、大きくエサを動かさないサバフグたちを寄せないようにする釣り方だ。

前回の野毛屋さんでギマに苦労した時に勇治船長から教わったけど、早潮の中、穂先の柔らかいリアランサー湾フグでは実践できなかった。今回の潮なら楽勝ですよ。

おかげで周りがサバフグとギマを多数揚げる中、確実にショウサイだけを獲れるようになる。勇治船長に感謝だ。


(これは記念撮影。)

一郎丸さんではサバフグは捌かないそうなので、周りの常連さん達が手慣れた様子で自分で捌いてるのには驚いた。

また、海水循環は止まっているので、手桶は血抜き用と海水汲み用の2つをキープしておく必要がある。


(血抜き中。)

移動直後は船中ポンポンと型を見るけど後が続かず、その後の回遊を待つという展開で、とても20や30が揚がる状況じゃない。
やっぱり渋を引き当てる散魚効果を身に纏っているのだろうか。とちょっとうなだれる。

根の様子を見ながらキャストしたりしてポツポツと拾い釣りするけど、11:00前にキツい根にハマってカットウを消失する。


(新兵器投入。)

それを契機に、初使用となる自作のチラシ仕掛けを実戦投入。

カットウ仕掛けだと、喰われた残りやエサ針部分の殻が割れて交換を余儀なくされたエビのお余りが出る。
喰わせ針用のエサに回しても余る一方なので勿体ないと思ってた。

そんな余りエサを有効活用するにはチラシ仕掛けが持ってこいだ、と兼ねてから考えていて、今回自作してきたのですよ。


(雲が出るとちょっと肌寒い。)

初の仕掛けに一抹の不安があったものの、チラシのお陰でなのかペースが上がった。
周りが沈黙の中でもポツポツとショウサイを揚げれる。良いじゃないの。

チラシ仕掛けは使い勝手が良くて気に入ったので、量産化が決定。今度内職に励みましょう。

11:00頃で5匹のところ、徐々に数を稼いで13:00過ぎに今季初のツ抜けを達成。本当に久しぶりですよ。


(記念の10匹目。)

この後の11匹目がトラブルの元だった。

群れが回ってきたタイミングか、同時にT1さんとダブルヒット。しかも2匹同時に横走りして、左隣の方を巻き込んだ3人でオマツリ。

仕掛けを巻き上げたら自分とT1さんの仕掛けと隣の方のPEが絡んだ状態。
オマツリの患部を持って先にショウサイを船に引き揚げたけど、三つ巴のラインに強いテンションが掛かってる。どうやら隣の方のカットウが根掛かったようだ。

ところが隣の方、トツプガイドぎりぎりまで、オマツリ患部を持つ自分の手元に当たるくらいまで巻いてそのままにしてる。
折れちゃうよ!と言うと同時にトツプガイドがポキリ。
すると、竿を折った!どうしてくれる!と怒鳴られた。

凄い剣幕なんで反論もせず、大人の対応で金で解決したから、言う権利はあるのでここで言わせてもらう。

湾フグ竿のトップガイドぎりぎりまで巻いて、ぼーっとしてれば折れるのは当たり前。
なぜラインを出さない?スプールをフリーにしない?オマツリ対処時の基本でしょう。
どう見ても初心者じゃないし、折れた責任の大半はあなたにあるのですよ。

弁償に負担をいただいたT1さんには申し訳ないことをしたな。


(そして沖あがり。)

その後は平常心で居られよう訳もなく、アタリがあっても掛けられないまま沖あがり。

結果は11匹。
帰りの車中でホームページを確認すると、トップは13匹で先の毎週通いの常連の方で、2番の成績だった。

トラブルがなければトップに届いたかどうか。
もうチョイ釣果を伸ばしたかったけど、他流試合としては恥ずかしくない結果を残せたかな。

やっぱり湾フグは愉しいよ。

・ショウサイフグ : 11
・マルアジ : 1
・サバフグ : 3 (リリース)
・カワハギ : 1 (リリース)
・ギマ   : 2 (リリース)
船中2~13
中潮


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【感】ブログ開設2周年

2017-10-04 06:00:00 | 雑感
本日10月4日で当ブログが開設から2年となりました。

何とか初志の週1更新は維持できているものの、遅筆だし、ネタ的にもこのペースが精一杯。
読者登録させていただいている諸先輩には毎日更新されている方々が居られますが、本当に凄いですね。


(節目には富士を出す。)

ブログ2年目の第一のトピックとしては、10年乗り継いだ車を替えたことでしょうか。
10年ひと昔と言いますが、それを実感する進歩を体感しましたね。おかげで釣行の往復までも愉しくなりましたよ。


(新・旧交代の儀。)

釣りでは、相変わらず湾フグを中心に小物釣りに勤しんでいますが、腕の方は微速前進というところ。
特に今年は釣果が盛り上がりませんな。


(記念すべき初トラ。)

そんな中、1年越しでリベンジを果たして初のトラフグを揚げたのは嬉しい限りですが、33cmという微妙なサイズ。

1回でスッキリ出来ずに残尿感が残るような結果でしたが、まあ、また来年にサイズアップを狙うネタとして引っ張れるから良しとしましょう。次はキロオーバーを獲ってみたいですね。


(キープサイズゲット。)

もう1つのリベンジはLTオニカサゴ
昨年は3匹揚げても全てチビオニでリリースだったところ、1年越しでキープサイズを仕留めることができました。ですが、釣果は1匹止まりという、またもや残尿感アリアリの結果。数を獲るのは来年のネタに持ち越しです。


(これはおチビが嬉しかった。)

初の釣りものとしてはエギスミイカ
野毛屋さんで挑戦して渋い日に当たったのが幸いしたのか、竿頭をいただいちゃいました。
当日食べたおチビの刺身は感動の旨さでしたね。
今年も行きますよ。


(銀ピカが眩しい。)

もうひとつの初ものがタチウオ
釣りたい。よりも食べたい。が勝る選択で、数はボチボチでしたが個人的には満足な結果でしたね。

でも、タチウオは身の丈が長い分、消費するのに苦労することが良く判りましたよ。


(ジョフィーと読みます。)

全釣り協の公認釣りインストラクター資格を取り、JOFI神奈川に所属して活動を始めたのも大きなトピックですね。

ベテラン釣り師の方々と共に釣りの振興や環境保全に役立つ活動に参加することは、新たな刺激と使命感に繋がっています。微力ですが、長く続けていけたら良いなと思っています。


3年目を迎えても、釣行記でテクを語れるほどの技量ではないので、これからも自分のための記録と揺れる心情をつらつらと書き連ねていきたいと思います。


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【食】カワハギの刺身with肝醤油・お吸い物

2017-10-02 06:01:00 | 釣魚料理
打ちひしがれて帰宅した9月22日の多希志丸さんへのカワハギ釣行、釣果の6匹は当日にチャッと下ろして、翌日の晩にいただいた。
当然、1食分で消滅しちゃいましたよ。


(キミがいてくれて感謝。)

おチビだらけの中にキラリと光る良型の1尾。おかげで良い肝にありつけましたよ。掛かってくれてありがとう。


(貧果のため集合写真のみで。)

メニューは、刺身とアラで取った出汁のお吸い物のみ。
覚悟はしてたけど思ってた以上に寂しいな。


(肝心の肝を撮り忘れるとこだった。)

これで肝が取れなかったらゾッとするよ。
たっぷりの肝醤油にカワハギの刺身を和えていただくと、身の爽やかな旨味に肝のコク、ワサビの風味が一体となって、こりゃ堪りませんよ。

「おいしいー。カワハギ、好きだな。」

と、かみさん。
家でカワハギの肝なんて、釣らないと食べられないぞ。と念を押しておく。

「カワハギがいいなー。フグばかりで飽きてきたし。」

続けて不遜なことを言いよる。

「お小遣いが増えれば毎月カワハギにも行けるよ。」

と返すと、即座に脚下されちゃいました。残念。

リベンジの時まで執念を燃やしておくぞ。

・カワハギの刺身
・カワハギの肝醤油
・カワハギのアラのお吸い物


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