2017年のラス前は、前回釣り方すら見失ってスソの釣果を喰らい、リベンジを誓ったカワハギ。
船宿は前週のアマダイに続き、2週連続で一俊丸さんですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/f4/b33bb9c403b677654baac6fa6b04537b.jpg)
(再見。)
一俊丸さんでのカワハギ釣りは3年振り。
これまでカワハギは回数が少いものの多希志丸さんが常だったけど、釣果は今ひとつでツ抜けすらならなかった。
釣り場の腰越沖は砂地、根周り、カジメの林と変化に富んでいて面白いけど、その分難易度が高いのだろう。
過去の感触から茅ヶ崎沖の方が釣りやすいと踏んだのですよ。
ある意味、日和ったと言えますが構っていられますかい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/a1/ea56ed0edcb169acbeedf0f47a7de70d.jpg)
(朝の茅ヶ崎港。綺麗だね。)
カワハギの1号船は、前日確認した予約状況のままで2名のみ。
思惑通り貸切り状態ですよ。ラッキー。
船で準備してると船長から、2人とも右舷の方が良いから移ってほしいと言われ、移動する。
その際、年1くらいしかカワハギをやらないから色々教えてよ。とお願いしておく。
早速、昨日の状況からハゲ針の方が良いよ。とアドバイスを貰った。
久しぶりだけど、堂満船長は相変わらず人当たりが良いね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/65/cc496897b318d74784e6dcece186ecb4.jpg)
(潮はこんな感じ。)
お客が2人なら釣り座なんて関係ないし、仕掛けが届く範囲のカワハギを独占だ。
もう一人の方は常連さんだけど、いつもは大物専門で今年は22kgのマグロを揚げたそうだ。
煮付け食べたさに乗ったそうだけど、カワハギは今回で2回目とのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/4b/f881531a723394c4b20b7ddb2f3d720e.jpg)
(いざ出船。)
仕掛けにはワンタッチタイプの中オモリと集魚テープ、ラバースカートと、極力感度を殺さない装備を着け、1投目。
底を取ったら1m切って宙でタタキを入れてエサを見せ、誘い下げながら様子を見る。
何度か上げ下げを繰り返しても反応なし。
「二人ともエサないよ。」
船長に指摘されて揚げてみると、見事にツルテンだ。
手感度でアタリを取れなかったー。こりゃ手強い。でも、活性は高そうだ。
2投目は誘いのスピードを上げて途中で喰わせないようにし、底付近で一瞬緩めると、カリッとアタリが来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/e1/7b6da1e713aa667b94ac21dcc9672589.jpg)
(1匹目。)
アワセをくれるとグググンと小気味良い感触。ブルブル来て突っ込みも見せる引きはカワハギだ。
「巻くスピードをもう少しゆっくりしないと大型だとバレるよ。」
獲り込み後に船長からアドバイスをいただく。
カワハギでは湾フグのゴリ巻きクセを改めないとダメなのね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/82/f5559098ce85d78c1179cd761b759e2b.jpg)
(烏帽子岩が遠くに見える~。とつい口づさんじゃう。)
上下の誘いで寄せてタタキからの止めで数匹獲ったものの、ハマったのは上下の誘いからオモリを底に着けたままの平打ち。
タタキの代わりに平打ちを繰り返し、止めた瞬間に中オモリを使って仕掛けを斜めにしてから聞きアワセると、ガガガッと面白いように掛かる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/8f/5abcd023d287059e217d6da3ff69fe34.jpg)
(ツ抜け達成。)
このパターンで数を稼ぎ、9時過ぎにはツ抜け達成。独占市場だからだろうけど、思いのままに掛けられて愉しいー。
朝のサービスタイムが終わりを迎えると、徐々に喰いが落ちてアタリが遠退いてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/cb/a083dffc74bcbb166603fd423a7e60fd.jpg)
(江の島が見えてきた~。とやはり口づさむ。)
ここで迷い道に入る前に船長にお伺いをたてる。
勢い良くエサを喰い続けて腹も膨れたカワハギたちはヤル気が落ちてきたところだから、これまでのような早い誘いには喰ってこない。
なので、底を中心にゆっくりした誘いやステイでしっかり喰わせてアタリ取って掛けると良い。と教わった。
なるほどね。勉強になりますな。
ここから、ゆっくり誘って、気配を感じたらゼロテンで待つ釣り方に変えると、これがハマった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/83/a5c3df01f243072472ba44a15d255555.jpg)
(ダブルツ抜け達成。)
ゼロテンでアタリを待つのは湾フグ釣りでお手の物。やっぱりアタリを取って掛ける釣りが好きだな。
度々バラシもあるけど、巻き上げ時の竿の角度とこまめに針を変えることで防げるとのこと。
針は掛けた都度針先をチェックしてるけど、船長曰く、1匹揚げたら変えた方が良いと言う。従うと確かにバラシは減った。貧乏性はイケませんな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/86/25c4eb53d75d5a4921d5dd06a6265b8a.jpg)
(今日イチが来ましたよ。)
順調に釣果を重ねたところで掛けたのは今日イチの引き。
グングン引く感触を楽しみつつ、竿は45度をキープしてゆっくりと巻き上げ、慎重に獲ったのは自己新記録の28cm!
その後、トリプルツ抜けが見えてきたところで更にパターンが変わったのか、ピタッとアタリが止まり最後の数十分は全く掛からなかった。
結果は27匹。
当然、自己新記録。型、数共に記録を更新できて言うことなし。
船長から色々教われたし、大満足の釣行だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/26/90a464eb528ae693231e1026cc0ab50e.jpg)
(溢れそうなクーラーですよ。)
カワハギ釣りでこんなに思い通りにパターンがハマったのは初めてで、ワンランクレベルが上がった気がする。
でも、その日のホームページには、
「手慣れた人なら70~80匹は釣れるかな。」
との船長コメントが。
人当たりは良いけど堂満船長、なかなか手厳しいですな。
また修行に行きますよ。
・カワハギ : 27
・トラギス : 4 (リリース)
・キタマクラ : 5 (リリース)
船中10~27
中潮
🐡