釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】形になるが引きの弱さを露呈する (12/9 アマダイ 一俊丸)

2017-12-14 06:07:00 | 釣り
年1回、しかも毎度シーズン末期に乗っていたアマダイ船。
過去1匹止まりだった釣果から脱するべく、今回はハイシーズンに一俊丸さんへ釣行する。

最近、フグは飽きた。などど不遜な発言をするかみさんに高級魚を拝ませてやりますよ。


(久しぶりです。)

一俊丸さんは約3年振り。
カップ麺からコーヒー、カイロまで無料と充実のサービスでスタッフの対応も良い、綺麗でお洒落な人気の船宿だ。

開店前の5:20に着き、荷物を降ろしてから砂浜の駐車場に車を停める。
一俊丸さんでは5:30の開店時に釣り座選択の順番をくじ引きで決める。引いたくじは14番で、6番目くらい。


(朝焼けの茅ヶ崎港。)

今日は2隻出しで3号、7号船とも各20名で、どちらも左舷大艫が空いていたので、3号船をチョイス。
よもや隅が取れるとは思わなかったよ。


(いざ出船。)

7時に出船し、暫し走って釣り開始。
天気が良くて風もないから寒さは感じないし、波もないから釣りやすいね。


(潮はこんな感じ。)

朝イチは50~60mのポイントだけど、落としてみると潮が行かない。暫く誘っても音沙汰なし。


(富士山を眺めながらがいいね。)

色んな誘いを試しながら、5分したら仕掛けを揚げて、付けエサをチェックして付け替える。
仕掛けは自作の2mの2本針。アマダイ釣りは底を1m切って、そこを起点に1m誘い上げと下げを繰返し、数回したらタナを取り直す。誘いはやさしくを心掛ける。


(1目め。)

数回目の入れ替えで、ブルッと小さなアタリで掛けたファーストヒットはシロギス。ゲストスタートだけど、アタリがあるのは愉しいよ。

その30分後の8時前、誘い上げた瞬間にアタリが出て、そのままアワセになった。
数mを手巻きして感触を確めてから電動をオン。小物だろうけど途中で突っ込みを見せる。
ひょっとして、と思うところに揚がってきたのは本命のアマダイ!


(20cm台前半のおチビですが、2目め。)

早々にオデコが消えて一安心。あとは数と型を伸ばしたい。

船中でもポツポツ揚がってるようで、型を見ると都度船長がアナウンスしてくれる。喋りも丁寧で、頻繁にアドバイスもくれて好感が持てますな。


(唐揚げ確定の3目め。)

次も30分後にゲストのガンゾウビラメが揚がる。結果的に4匹揃えて、家族1人1匹を確保した。

更にその30分後、やはり誘い上げで喰ってきたのは本命2匹目。


(ちょっと成長して20cm台後半クラス。)

2匹揚がれば、釣り方は間違ってはなさそうだ。
でも、満潮を挟んでアタリが遠退いて、暫くは誘いマシーンと化す。ゲストにも相手にされないのは寂しいよ。


(再びおチビの20cm前半。)

約2時間後に久しぶりのアタリで揚げたのは、本命3匹目。そろそろ型が欲しいぞ。

下げ潮が効きだす頃になっても、潮が行かない。船中どこかでポツと本命が揚がるものの、なかなかお鉢が廻ってこない我慢の釣りが続く。


(凪ですよ。)

たまにゲストが顔を出すけど、打ち返しても付けエサが残ったままが増える。


(4目めトラギス、5目めキダイのダブル。)


(6目めカナド。)

午後を過ぎて深場の80~85mダチに移動した1投目、誘い上げに喰ってきた。
アワセをくれると竿先が今日イチの突っ込みを見せ、手巻きで感触を確めても良型を思わせる手応え。慎重に電動を中速で巻き始める。

途中でググンと強い突っ込みが数度出たのを竿の弾力でいなし、アマダイ確定の釣り味を堪能する。いいねー。

中乗りさんがタモを持って待ち構えてくれて、周りからも、デカイぞ。と声が挙がる。
水面近くで一際強い突っ込みを見せてタモに収まったのは、良型アマダイ。


(やっとの良型。)

釣り座の幅が40cmということで、中乗りさんが充ててみると、数センチ足らない。
引きの割には期待したほどのサイズじゃなくて、実測は35cm。

「型の割に時間が掛かったね。」

と言われちゃいましたよ。

確かに元気なヤツだったけど慎重になりすぎたかな。でも、久しぶりに良型の引きを堪能できた。

しかし、この後直ぐに2つ隣の貸し竿の方が正真正銘デカイ51cmを揚げて船中大盛り上がり。揚げた余韻も消し飛び、切なくなりましたよ。


(ラスト7目めのアカボラ。)

その後、沖あがり間際に嬉しいアカボラを揚げて終了。

結果は本命4匹。
目標の複数匹は達成したものの、もう数匹は獲りたかったな。


(烏帽子岩が遠くに見える。)

3号船のトップは6匹だったところ、もう一方の7号船はなんと19匹ですと!

朝の釣り座を選ぶ前の船の選択から引きの弱さを露呈していたか。それとも、乗った側に渋を引き寄せてしまったか。どっちだろうか。

久しぶりのアマダイは楽しかったから、また年明けに乗ろうかな。

・アマダイ : 4
・ガンゾウビラメ : 4
・キダイ : 2
・カナド : 2
・シロギス : 1
・アカボラ : 1
・トラギス : 1
船中0~6
中潮


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【釣】釣行前記 12/9(一俊丸)

2017-12-09 06:47:00 | 釣り
2017年も残すところ1ヶ月を切り、年末に向けて慌ただしさが増してくるだろうところ、今年の釣行はあと2回。

竿納めは大晦日にアカメフグをいただくため野毛屋さんと決めているから、ラス前は悩んだ末に一俊丸さんでアマダイを選択した。


(お上品ですよ。)

アマダイはこれまで巳之助丸さん、萬司郎丸さんで乗ったけど、いずれもシーズン終わり頃だったので、トップシーズンのこの時期にチャレンジしたかった。
また、過去2戦ともアマダイを揚げているものの、どちらも1匹止まり。
ぜひ複数匹を揚げて、更には多彩な美味しいゲストにも癒されたいんだよね。


(盛況ですね。)

ということで、一俊丸さんナウ。


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【感】「ブレードランナー 2049」を観る

2017-12-04 06:07:00 | 雑感
我が家はWOWOWに加入してるから、一年待てば大抵の新作映画が観れるので、余程気になる作品しか劇場に行かないのだけど、「ブレードランナー 2049」はそれに値しましたよ。

前作の「ブレードランナー」は1982年公開だから35年前の作品。
学生時代からリバイバル公開されるたびに見に行ってたし、当時のビデオは擦りきれるほど観たよ。

退廃的だけど無機質じゃなく、人の営みがプンプンと匂うような近未来都市を舞台に、至るところで細部まで拘ったディテールが見てとれる、リドリー・スコット監督独特の霞み掛かった陰影の映像美。痺れたね。

フイリップ・K・ディックの原作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」も読みました。


(ハリソン・デッカード健在。)

「ブレードランナー 2049」は一作目の30年後というストーリーで、総指揮としてリドリー・スコットが関わっているだけあって、映像の雰囲気は続編として違和感なく受け入れられた。

各所に前作のオマージュだろう演出が伺えてニヤリとしちゃうし、前作の人間とレプリカントから、今作ではレプリカントとAIとの恋愛となる対比も興味深かった。

前半まではね。

後半からはちょっと欲張って詰め込んじゃったかな。というシナリオに、もやっと感が出てくる。

ひょっとして更に続編を考えている?というラストへの展開はちょっとな。と思った。
前作とは逆に、シナリオが進むにつれてメッセージ性が希薄になり、無理くりに山場を作るために辻褄合わせしたように感じた。

折角、人間・レプリカント・AIの垣根が曖昧となる描写をしていたのだから、前作と同様に、レプリカントの自分探しを通じた、存在意義の探求と葛藤という内面性のテーマに留めても良かったのではなかろうか。

最後にせめてエンドロールであのテーマ曲を聴きたい。と、来るか、来るかと期待して見ていたのだけど、結局鳴らずに終了。残念。

まあ、見応えは十分にある作品でした。


(次はSTAR WARSを見るぞ。)

1年後にWOWOWで見て、改めてこの感想を検証してみるか。


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【感】フルーツケーキで毎度のこと唸る

2017-12-01 06:01:00 | 雑感
11月23日は次男の誕生日。

贔屓にしているケーキ屋さんでバースデーケーキを購入する。
前月は自分、来月はイエスさま、再来月はかみさんの誕生日と、我が家は連続でケーキをいただく月間なんですよ。

贔屓のケーキ屋さんは度々マスコミにも取り上げられて、益々繁昌してる。
最近だと週末は入店に40分待ち、入店から購入まで20分と、正味1時間掛かる。評判から遠方より来られるお客さんもいるようだ。

20年来通う店が、こんなにも繁昌してるのは嬉しいけど、1時間掛けてケーキを買うのは相当の覚悟がいるよ。
なので、今回は予約して待たずに購入。楽チンでした。


(今回はフルーツケーキ。)

次男リクエストの自家製餃子を平らげたら、家族4人でケーキを囲んでハッピーバースデー。
(去年も餃子とケーキだったな。)

さすがのケーキで毎度のこと、皆で唸りまくる。やはり、この上なく満足でした。


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