釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】今季ラストのアカメフグのブツ切り鍋

2020-03-13 05:25:00 | 釣魚料理
野毛屋さんの1日船ではアカメフグのシーズンを終えてショウサイフグに移行した。

もう少しするとショウサイフグの白子シーズンが幕を開けますよ。
楽しみですな。


(アカメに感謝です。)

ファイナルアカメ釣行の釣果は残すところ中・小型の5匹。
1週間熟成させたんでシーズンラスト鍋にしよう。

今度はかみさんの反対はなかったよ。


(それなりの量がありますよ。)

アカメはブツ切り。
野菜は細切りに。

今季アカメフグの鍋は都合5回目かな。
簡単、お手軽、旨い、と3拍子揃った優秀なメニューだからね。

毎度、絵面は変わらないけど。


(野菜の下にブツが隠れてます。)

やはりブツ切りは食べ応えがあって満足度が高い。

今回は熟成した身なんで、釣りたて新鮮なトゥルトゥル感は少なくなったものの、身の旨味は増えたはず。


(骨付きプリプリですぜ。)

皆で骨付きの身にかぶり付いて、旨っ、旨っ、と唸るものの盛り上がりに欠けるのは、人は何にでも馴れてしまうからだろうか。

「やっぱアカメは旨いなー」

と、あえて口に出してみる。

初めて口にした時の感動を忘れずにいようよー。
釣った父にもっと感謝しろよー。
とは心の声。


(今回の〆。)

今回の〆はうどん。

過去に1度くらいしか仕立ててないけど、うどんでは全体的にあっさりし過ぎる感じ。
フグ鍋の〆の麺類は中華麺が良いと分かった。

〆は雑炊かラーメンだな。


🐡

【食】アカメフグの唐揚げ・ブツ切り鍋

2020-03-09 06:02:00 | 釣魚料理
2月29日(土)の野毛屋さんへのアカメフグファイナル釣行は次頭の釣果で8匹。
良型が多いから食も楽しみだ。

健船長に勧められて今季初めて知った、熟成なしアカメのブツ切り鍋にしようと思ってたところ、3週連続の鍋は飽きた、とかみさんからダメ出しをくらう。

代替案で折り合ったのは定番の唐揚げ。

更に変化させて、フグ南蛮とか酢フグとかを持ち掛けたものの、面倒だと却下されちゃいましたよ。


(定番の唐揚げ。)

揚げ物系はかみさんに頼るから仕方ないね。
定番の唐揚げ止まりでも十分に旨いから満足なんですが。

プリッとほど良い弾力があってもホクッと柔らかい、鶏肉と魚肉の中間の食感。
上品な旨味でしつこくない。

毎度の定番だけど飽きませんな。


(旨いっす。)

唐揚げにした中骨は塩焼きにする。

手掴みで骨に付いてる肉を前歯で小削ぎいただくと、香ばしくて旨味か引き立つ。

ビールが進んじゃうよ。



(ホクホクですよ。)

飽きたと言われようが諦めきれないからお一人様用鍋を仕立てる。

プリプリの身とトゥルトゥルのコラーゲン質の皮目が堪らんね。
何度食べても唸る旨さ。

煮ても揚げても焼いても、もちろん生でも、どう仕立てても目を見張る仕上がりなのはさすがアカメだな。

アカメフグ、凄い。
アカメフグ、最高。
アカメフグ、だーい好き。


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【釣】シーズンファイナル・ガツン!で3連チャンに挑むも (2020/02/29 アカメフグ 野毛屋)

2020-03-06 06:02:00 | 釣り
愛しのアカメフグもいよいよシーズンラスト。
今季最後のガツン❗を堪能するために、最終日の2月29日(土)に野毛屋さんに出動しますよ。


(毎度。)

5:05着で並びは8番目。

下げ潮時間が長いから艫狙いだったところ、四隅最後の1つ右舷舳が空いてたんで迷わずチョイス。


(潮はこんな感じ。)

この日は常連さんがマダイ船やアジ船に乗っててフグ船にはお見掛けしない。

片舷7名ほどだけど、出船前の釣り方レクチャーにほとんどの乗客が集まったんで初心者が多いようだ。

今年に入って2回連続で竿頭をゲットしちゃってるから、今日もあわよくば、とつい色気が出ちゃいますよ。


(いざ出船。)

右舷7名、左舷も同じくらいで出船。

近場だからエサを準備しといてね、と健船長からアナウンスがある。

平潟湾を出て早々に八景の沖堤から釣りを開始。


(沖堤周りを流す。)

下は揺すれば外れる軽い根。
ゼロテン待ち3秒で誘う。

波・風なく穏やかで寒さも厳しくない。
ファイナルアカメが釣りやすいコンディションで良かったな。

沖堤脇を数回流して船中ポツリと型を見るのみで、こちらは音沙汰なし。

暖気運転中だから誘いがイマイチだ。
いつも、誘いがしっくり来るまで時間が掛かるんだよね。


(ギリキープのコモンゲット。)

そんな中でチョコチョコと竿先が揺れるアタリで掛けると、手乗りサイズのおチビコモンだ。

立て続けに3匹掛けて、うち1匹がギリキープサイズ。
刺身用にキープしましょう。


(八景沖を流す。)

沖堤を切り上げて八景沖を探索。
すると本日初が来ましたよ。

誘いのシャクリでガツン❗と乗り、突っ込む竿先を揺らすゴンゴン引き。
こりゃ良型アカメ間違いなしだ。

茶色の魚体が水面まで浮いてくると、カットウが口周りにしっかり掛かってる。
良い型だよ。

チラとお隣を一瞥してからギリイケると判断してブチ抜いた。


(8:20にやっと1匹目。)

揚げたのは36、7cmのデップリした良型アカメ。
1匹目がこのサイズだと嬉しいね。

さあ、これから来るか。
と思ったら、そのとおりになるのよ。

このスジが良い場所のようで、間を置かず2匹目をゲット。
打ち返して直ぐさま連チャンで3匹目を獲る。

このひと流しで船中9匹が揚がったそうで、その1/3をゲットしましたぜ。

数が揚がったんで、再度同じスジを流し直すとの船長アナウンスがある。

手が合ってるから望むところですよ。


(9:15に5匹目。)

流し直しで更に2匹を追加。

なんと、1匹目から1時間も経たずにバタバタと5匹をゲット。
しかも型が良くてタモサイズが混ざる。

お隣が馴れていない方なのを見越して、タモ入れには健船長が駆けつけてくれる。
助かるよ。

アカメのシーズンファイナルでガツン!とゴンゴンを堪能出来て楽しいぞー。


(1時間でバケツはこの状態。)

「無想の誘い」を体現してるからなのか、良いスジのお陰なのか、釣り味と食の確保ともに満足出来るホクホクな状況だ。

このペースならツ抜けは固いかな。
更に3連続の竿頭もイケちゃうかも、と皮算用する。


(自衛艦が行く。)

ところが、次の場所に変わったらめっきりアタリが遠くなる。
近頃のあるあるですな。

場所変えして船中で型を見るも、単発止まりで後が続かない。
最近馴れ親しんだ状態に戻っちゃった。

さっきの流しはパラダイスのようなスジを当てたのだね。


(猿島に移動。)

昼頃には猿島に移動してみるも、ポツというペースは変わらず。

数流しておチビコモンを揚げるのみで船中奮わず、再び八景沖に戻る。

またパラダイスが当たらないかな。


(戻ってきたよ。)

でも、八景沖でも反応なし。

時給1匹出るか出ないかというペースでポツリと獲れる。

長い我慢の時間だけど、ここで集中力を切らして漫然と釣っていては獲れるものも獲れない。

1日の中でも良い時と我慢の時があるのが釣りで、ずっと釣れ続けるなんてことは滅多にないのですよ。

初心者と熟練者の釣果の差は、当然腕の差もあるけど、その前に集中力と諦めない心、メンタルの差だったりするのだろう。


(たまに獲れる1匹も嬉しい。)

優しく誘い上げてステイ、ゆっくりと落とし込み、底でビタッとゼロテンで止めて3秒間竿先に集中する。

何百回と繰り返す中に竿先に触りが出る。

反応してアワセるも乗らず、再び誘い下げてゼロテンでアタリを待つ。

息を潜めて竿先に集中し、来るか、来るかと待つ間のこのドキドキ感。

チョンと数ミリ竿先が沈んだ瞬間、反応してアワセるとガツン

手元に来るこの衝撃。
してやったり、の充足感。
ゴンゴン来る強烈な引きの手応え。

これよ、これ。
これがアカメ釣りの醍醐味なのよ。


(型良いよ。)

時間が経過するごとに潮が行かなくなってきて益々アタリが遠退く。

反応なくエサも食われずだと段々と疑心暗鬼に陥り、キャストして周りにいるやつを連れてこようと試みる。
でも、音沙汰なし。

結局、尻すぼみで沖あがり。

結果は8匹。
あと2匹獲りたかったけど、型が良かったから満足だよ。


(血抜き中。)

右舷ではトップの釣果だろうし、左舷側の前の方を見ても揺るがない。

健船長が右舷艫から数を聞いて回って来たところに「8匹」と伝え、船長が左舷側に回るのを見送り、帰り支度をする。

船長がぐるっと一周して竿頭シールを手に来るぞ、と待ち構える。

3連続で頭とはイケてるなー。
などと考えながら、帰り支度が終わっても船長は来ない。

おや?何か手間取ってるのかな?
と思ってるうちに船が動き出す。

ここに至って頭でないことを覚りましたよ。
一人その気になってて格好悪いっす。


(沖あがり。)

捌きの時に船長に確認すると、トップは左舷大艫の方で12匹。

型はこっちの方が良かったじゃん。と言って貰えたけど4匹の差は意外と大きかったな。

健船長に、更に上を目指すにはここから何をすれば良い?と聞くと、

「アカメの時はキャストしないで船下で釣った方がいいよ。いるスジを狙って流してるからさ。」

とのこと。
船下を貫く我慢が足りなかったか。
まだまだメンタルを鍛えねばなりませんね。

愛しのアカメとは秋まで暫しのお別れだ。
今季も楽しませてくれたアカメに感謝。


・アカメフグ : 8
・コモンフグ : 5(リリース4)
船中0~12
中潮


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【釣】釣行前記 (2020/02/29 野毛屋)

2020-03-02 05:55:00 | 釣り
今季も釣り味と食味で癒しをくれたアカメフグ。
野毛屋さんの1日フグ船は2月29日(土)でアカメ狙いがシーズンを終える。

ガツン!からのゴンゴン引き。
プリプリで旨味溢れる食味。
とりわけ今季は熟成させずに食すブツ切り鍋に目を見張ったね。


(感謝です。)

楽しませてくれたアカメフグに秋まで暫しのお別れを告げに行きますよ。


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