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おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

鼻毛と耳毛のない若さが自慢?

2016-11-12 07:08:12 | 日記

  年を取るごとに外に出るのが億劫になり、外出の機会が極端に減ってきた。

 毎月第2金曜日は、以前勤めた会社のOB会の定例碁会。月に1度の楽しみでその碁会には、欠かすことなく、必ず参加せていただいている。

 年を取り思考力の減退は覆うべくもなく、碁会の成績はいつも目も当てられない。ところが今度は違った。今年初めての優勝だった。12月の次の例会は忘年囲碁大会だそうで、賞品もたくさんと聞いている。よしがんばろうと意気込んではみるが、その成果は期待薄。

 碁会の参加者は一時60名を超えていたこともあったが、時の経過とともに、参加される方が年をとりだんだんと減ってきた。まさに日本の高齢化社会の縮図とでもいおうか。今日の参加者はわずか19人。寂しい限り。いつかはこの碁会も消えるのではないかと不安がよぎる。一人でもよい新人さんの入会を心からお待ちしています。

 碁会を終えたあと、ついでではあったが行きつけの理髪店に出かけた。年は取ったが月に1度の散髪は欠かせない。短い散髪の合間にかわすマスターとの世間話がいつものことだが、楽しくてしようがない。耳の掃除もしていただく。

 「男性ホルモンの関係で年を取ると耳の穴に長い毛が生えてくる。鼻毛もまた長くなる。お客様にはそれがない。お若く見えますよ」と顔を剃りながらマスターが言う。一般的ではあるが、年よりも若いか老けているかを判断する基準らしきものは顔形や体形とその動作と思っていたが、マスターの話、鼻毛や耳毛で判断できるとは驚きだ。

 年よりも若いといわれると悪い気はしないが「若くみえるてほんとうですか」と思わず聞き返した。それにしても、80歳を過ぎてからの体力の衰えは隠すすべもない。家に帰って鏡を見た。皺が何本もある。老人特有のシミも多い。眉毛には大きな白い毛が乱立している。なんといわれようと年は隠せないものだとつくづく思った。