秋の冷え込みとともに、我が家の小さな庭のモミジが少しだけ色づいてきた。
九州の最高峰、大分県の九重連山の山腹に広がる紅葉は今が見ごろという。紅葉は山頂から色づきはじめ、今は標高1300㍍のところまで下りてきたとニュースが出た。
標高1300㍍といえば、熊本と大分を結ぶ九州横断道路(ミルク道路)の最高地点、牧ノ戸峠付近だろうか。牧ノ戸峠付近ではバスの窓からも鮮やかな紅葉をみることができる。
古い話だが、20代から30代にかけては、山好きとは言えないものの久住山に何度も登った。牧ノ戸峠から沓掛山を超えるルートと長者原からすがもり峠を抜けるルートで、雄大な九重高原の景色を眺めながらの登山だった。標高1333㍍にある九州で一番高い場所にある法華院温泉に泊り、ゆっくりと温泉で汗を流し、澄み切った夜空の星を眺めたこ至福の時間も楽しい思い出のひとつ。
久住山にはもう1度、登りたいと思っているのだが何せ体力がおぼつかない。〝うちの奥さま”、もう無理でしょうと、そっけないことこの上ない。残念だが久住登山はあきらめ、登山は無理だとしても、定期バスに乗って牧の戸峠までは行けそうだ。
朝晩の冷え込みが厳しくなってきた。我が家の小さな庭のわずかな紅葉をじっくりとながめるのも優雅なことだろう。だがもう、年は取りたくないものだ。