夏の甲子園高校野球の代表49校がすべて決まった。4日に組み合わせ抽選があり開幕は7日。”高校野球大好き”の老夫婦にとっては開幕が待ち遠しくてならない。
藤崎台球場で行われた熊本県大会には、この猛暑にかかわらず4回足を運んだ。どのチームを応援するのではないが、若い高校生の真剣なプレーに魅せられての応援だ。
24日の決勝戦は、あまりの暑さで球場には出かけなかったが、テレビの前に座り込んでじっくりと観戦した。県内63チームの頂点に立ったのは秀岳館だが、九学との試合は手に汗を握る接戦だった。秀岳館優勝おめでとう。甲子園での活躍を大いに期待しています。
”高校野球大好き”の老夫婦の野球観戦も秀岳館の優勝で幕を閉じたが、今年は違った。朝日放送の〝バーチャル高校野球”で、全国各地の試合を我が家のPCでゆっくりと観戦することができた。
7月30日は西東京「早実と東海大菅生」の決勝戦、大阪「大阪桐蔭と大冠」決勝戦などが放送された。西東京大会は神宮球場。通算107本のホームランを打った、超ど級の清宮選手が出場するとあって入場券はすべて売り切れ、2万人の大観衆が会場を埋めたという。大阪大会では強豪大阪桐蔭と公立の大冠の対戦とあって話題沸騰。画面を切り替えながら2つの試合を同時に観戦することができた。
高校野球にはドラマがあるというが、清宮選手の早実は東海大菅生に敗れた。記者会見する清宮選手の涙顔がとても印象的だった。公立の大冠も善戦した。強豪の大阪桐蔭に10対8で惜敗したが、すばらしい試合をみせてくれた。これこそ高校野球の醍醐味。
7日からの甲子園、どんなドラマが繰り広げられることだろう。