超大型の非常に強い台風21号が、日本列島全域を強風域に巻き込みながら、全国各地に大きな被害もたらしている。
台風が吹き荒れる中で行われた衆議院選挙。今回の選挙は大義なき選挙、森友、加計問題の疑惑隠しの選挙と、野党各党から批判を受けたが、野党の候補者乱立で、開票の結果は自民、公明両党が過半数を制し圧勝となった。これからまた、数年は安倍政権の1強政治がつづく。
選挙で与党が勝利したが、安倍政権の最大の疑惑、森友・加計問題に対する国民の疑惑が、このことによって解消されたわけではない。
関係する文書はすでに廃棄した。疑惑の数々について関係する閣僚や官僚の記憶にないの繰り返しは、もう聞き飽きた。キイマンである重要参考人の国会招致はすべて拒否する。これこそいままでの安倍政権の本態といえるのでは。
まだ遅くはない。疑惑の本丸の解明こそ、今回の選挙で安倍政権に求められた課題といえるのではありませんか。 上からの目線でなく国民の目線で物事を判断し、国民の声を聞き、皆が納得できるよな情報の開示や、丁寧な説明が大切なことは、総理もご存じのはずです。