n45-50

ロシア・サハリンと北海道を結ぶ架け橋ネット。
サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

森林の乏しい国はおおよそ貧しい国でもある 黒澤酉蔵氏(酪農の父)

2011-12-07 07:49:18 | 環境
 森林はその国の風景を特徴つ゜け、又国家経済と密接な関係をもっているばかりでなく、過去の歴史をみれば国民の習慣、福祉、繁栄などが森林の豊富貧少に重大且つ密接な関係がある事を繰り返し述べられてある。

 森林が国家国民にとって如何に大切であるのかは世界中いずれの国も同じである。
森林がさおざりにされれば、国は貧しくなり国土は風致を失い荒廃に帰する。反対に森林地帯がだんだん増えればその国は美しくなり、裕福と文化とそして進歩発展がある。

 黒澤酉蔵氏は、戦後酪農視察で訪れたデンマークでのヒース地帯を酪農王国へ変革させた国民の並々ならない努力と「森林」の持つ自然の貢献度を詠ったものである。

 北海道・日本の酪農王国を築いた黒澤酉蔵氏は、他にも福祉国家としてのデンマークを多角的に分析している。 
著書 「農業国 デンマーク」 昭和27年3月発行 河出書房 で克明に表現している。

 酪農の原点がそして原風景が見えてくる。
 60余年前にすでに予見していたのである。 サハリンマン
 
 黒澤酉蔵著書より「個人と国家」の健康 

「国土は国民の母体である。 健全なる国土からは健全な国民がうまれるし、不健全な国家からは不健康な国民が生まれる。 国土を汚染、毒化することは、国民を知らず知らずの間に滅ぼうにおとしいれる重大なる罪悪といわねばならない」
「国土の清浄化、健全運動こそ、全てに先んじてなさねばならない緊急事態ではあるまいか」と警告を発している。
 東京電力 福島原発事故を予測していたと思える格言でもある。
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