脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

足にアロマを。

2009年08月01日 06時15分54秒 | 近況
いつの間にか八月である。
梅雨空を引きずったままの、涼しい夏である。

私は既に2ヶ月以上、睡眠障害が治らない。
4時間半か5時間眠ると、目が覚めてしまう。
朝にラジオを付けると、「ラジオ深夜便」をやっていたりする。

睡眠障害に効くらしいアロマを試してみた。
マジョラムスイートというハーブと柑橘系のプチグレインを
ブレンドしてみたら、睡眠の質が良くなり深い眠りが得られるように
なった。が、やはり5時間すると目が覚めるのは治らないままである。

睡眠不足のせいか、珍しく夏風邪をひいてしまい、葛根湯を飲んだら
変な汗がダラダラ出て、シャツを何枚も着替えた。用事で銀行に行くと
冷房が寒くて数分座っているだけで、悪寒がしてくる程であった。

風邪向きのアロマに、フランキンセンスとラベンサラをブレンドして
喉や肩、胸に塗ったら、効き目があった。
特にフランキンセンスが、今の私のお気に入りである。

和名は「乳香」というらしく、乳液ぽいが、香りが奥深い。
モノの本によると、キリストの誕生を祝う際にミルラという樹木ととも
にフランキンセンスが捧げられたのだという。

私が気に入っているのは、香りよりもこのアロマの悟りめいた効用
である。フランキンは過ぎ去った時間、出来事を葬ってくれるような
気がする。気持ちを遠い世界、静かな彼岸に誘うかのような不思議な
香りがする。

これは勿論主観的な感覚に過ぎないが、やはり宗教的な芳香である。
大袈裟に言えば、「許し」や慈悲にさえ通じる悟りの植物にさえ思え
る。とにかく私には、物事へのこだわりが減り、心が静かにリラック
スする効用が高いアロマであり、日用必需品になりつつある。


また、アロマの話になってしまった。

ついでに記すと、
便秘症の方は就寝前に、ナツメグを足の裏を中心に足に刷り込むと
効き目がある。
足の裏にヒマシ油を塗ると便秘が治るとは昔からの生活の知恵にある
が、足裏は全身に通じる呼吸をしている場所なのである。
現代人はこんな知恵に自覚が乏しいくらい、足を使うことが減ってい
るのであろう。

座禅で悟るのも、結跏趺坐も正座でさえ足裏は、天に向けられている
という姿勢と関係があるように思っている。日本人の「座る」は、
イスに腰掛けるのとは、根本的に異なっているのである。

自分の足を少し大切にしてみると、体の真実に触れることが出来るの
でツボ押しやマッサージも含めて、お勧めである。


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