脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

母の四十九日と納骨、そして遺産協議。

2018年10月28日 09時56分27秒 | 近況
昨日の土曜日、未明には強い雨が降り出していたが、何とか天気に恵まれ
近所の菩提寺で母の四十九日と納骨を終えた。これで祖父母・父母と四人
を見送ったことになる。両親を墓に入れ終えるのは、人生の大きな節目を
越えて肩の荷が下りた気持ちである。この辺で長男としての役目は、ほぼ
終えたのだろうか。

法事を終えた後は、きょうだいで遺産分割協議である。私は七人きょうだ
いなのだが、弟の一人はアメリカ在住で欠席、六人で主に相続土地の持ち
分と、今後の不動産利活用の在り方を話し合った。前回父が死去した際の
協議でも感じたが、私と他のきょうだいとの知識・見識・見解、物事の考
え方や学識等には懸隔が大き過ぎるようで、どうも話がかみ合わない。

前回は末弟が、中層マンションの建設プランを持ち出し、8億だか全額借
金して建てると意気込んでいたのだが、都内で土地・マンションは余り気
味だし、どう考えても現実的ではないので、私は反対したのだが、他のき
ょうだいが末弟の熱意にほだされて、曖昧に賛成した風だったのが、結局
は案は受け容れられず、今度は末弟から土地の全面売却案が浮上してきた。

我が家は、120坪の敷地に30坪の家屋と10坪の倉庫、その他は駐車場である。
駐車場は月極とコイン・パーキングで、これの年収が300万強、固定資産税
は全体で年に70万掛かる。残った所得で私は独り生計を立てている状態で
ある。土地の売却案は、七人で土地を相続しても次世代の相続になったと
きに、甥や姪等の間で紛糾し兼ねないという懸念から出ている。

日本は少子高齢化の影響で、IMFに拠ると経済規模は今後の40年で4分の
1にまで縮小するとも言われている。20年したら半分になってしまうのだ。
勤めている会社の仕事が半分になれば、社員も半減か減給となろうし、会
社の存続も危うくなろう。企業M&Aが中小でも加速するかもしれない。
さらにはAIの普及による職場や仕事の減少も加わるだろう。益々、大手
企業正社員なんて特権階級化し格差は更に拡大するのだろう。

我が家の話に戻ると、私が住んでいる家は残してもらい、その他の土地を
売却して利益をきょうだいで均等配分するならOKというのが、私の立場
と考えである。その場合、現在生計は駐車場収益で立てているので、生活
費を別途稼がねばならなくなる。他方で末弟は、全ての土地を売却したい
とも言っているのだが、はてさて、どうしたものか。



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