≪心臓検診一次検査の結果、一三年度より、精密検査が必要との診断が増えたのは十九教委。精密検査の結果、心臓の疾患や異常で要管理とされた数の増加は十七教委だった。≫
こういう内容が東京新聞で報じられています。
茨城県内の小中学生を対象にした2014年度の心臓検診心臓検査の話です。市民団体が情報公開で得た内容です。
これは以前にもこういう情報が報じられています。2012年度のデータに関しての報道で、茨城県取手市の話です。
≪取手市の市民団体は二十五日、市立小中学校二十四校の二〇一二年度の心臓検診で、一次検査で「要精密検査」と診断された児童・生徒の数が一一年度に比べて急増していることを公表した。
心臓検診は取手市教委が毎年五月中に小学一年生、中学一年生に実施している。(中略)
それによると、一二年度に一次検診を受けた小中学生千六百五十五人のうち、七十三人が要精密検査と診断された。一一年度の二十八人から二・六倍になり、中学生だけで見ると、十七人から五十五人と三倍強に増えていた。
また、心臓に何らかの既往症が認められる児童・生徒も一〇年度の九人から一一年度二十一人、一二年度二十四人と推移。突然死の危険性が指摘される「QT延長症候群」とその疑いのある診断結果が、一〇年度の一人、一一年度の二人から八人へと急増していた。≫(2012.12.26 東京新聞より)
発表した主催団体が前回と今回でほぼ同じです。前回よりも数値的な話がわからないことが多く、僕は直接確認作業をしています。
ただし、団体側の情報とりまとめにも時間がかかっていることと、内容が細かくいろんな話につながることもあるため、メールマガジンで後日、僕なりに整理してお伝えします(今夜の配信には、すいませんが間に合いません)。
ただ、一つだけ伝えておくと、2012年度の検査で示されていた要精密検査が2倍とか3倍とかの急増しているようなデータでは、今回はないようです。前の年(2013年度)よりも増加傾向には転じていますが、大幅な増加ではないということです。
しかし、それ以外にちょっと面白い社会状態も確認されたので、そうしたことも含めて、メールマガジンでは来週以降にお伝えいたします。
いずれにしても汚染が強いエリアでの対応は、さまざまな困難があるということですが。
木下黄太メールマガジン、最新号はあす夜に配信予定。
被曝関連など重要情報はメルマガでのみ配信、購読申込⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/
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【~5年目を予測する~7/11(土)木下黄太氏特別講演会in大阪】
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ウクライナのチェルノブイリ周辺では、また森林火災がおきています。先月末に始まっていた模様で、既に1平方キロ以上が燃えていると報じられています。4月の火災では4平方キロが燃えているエリアの近くです。汚染地の森林火災ですから、近隣でのリスクは存在していると思います。
そして、水曜日には、ウクライナの国家当局は、チェルノブイリの立ち入り禁止地域(ゾーン)内で、山火事の結果として、放射線量が管理レベルを超えたと、発表しています。
6/30に採取されている大気サンプルは、セシウム137が管理レベルの上限を一桁は超えているとも伝えられています。
近隣エリアは、風向きなどに警戒はしてください。近隣国在住の方も、その対応をしたほうがよいと思います。
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【7/19(日)三田医師&木下黄太講演会IN広島】
12:30開場 13:00開演
広島市まちづくり市民交流プラザ北棟5F 研修室ABC (広島市中区袋町6-36)
申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/295718/
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